替え眼鏡'05年・秋2005年11月01日

 眼鏡を作った。今年3本目になるから例年にないペースである。別に「眼鏡男子」流行だからという訳ではない。いや、男"子"じゃないし。

 そもそも前回作ったのは度入りサングラスなので、これは今の時期もう掛けられない。先週末陽射しが強かったため庭での作業の際にかけたのだが、ちょっと手元が暗かった。色の濃さは70。室内で向き合えばしっかり目が見える程度なのだが。

 私はいつも鞄にオフ用の眼鏡を入れている。よく使うのは確か2年ほど前に作った物で、形がちょっと「ウルトラアイ」風なので某所で「セブン」と呼ばれるようになった曰く付きの物である。そんなデザインということもあるが、テンプルが太くフレームの上下幅が狭いので仕事中にかけるのには効率面からも適していない。だからこそ掛け替える時に程良いスイッチになるというものなのだが、最近少し飽きてきてしまった。それに街中で似た種類の眼鏡をよく見掛ける様にも思う。しかし新社会人と思しき諸君、仕事中にその眼鏡はおかしくないか? 私が言うのも何だが。

 今回オフ用眼鏡を新たに作ろうと思ったきっかけは、得意先に近いエキナカに入った眼鏡屋を覗いたこと。話のネタにもなるしデザインも悪くないしと思い注文寸前までいったのだが、ふと、この値段(1.5〜2万)なら量販店のブランド物コーナーと同じじゃないかと。実際見に行くと同じ価格帯ではるかに種類が多い。

 ただし今回見比べ歩いて、量販店の中には変なものがオプション扱いになっている店もあることを発見した。某店ではなんと「ツーポイントフレームは加工代が+3,500円」となっている。なんじゃそりゃ。

 結局量販店ではなく流行の安売り店に落ち着いた。「夜の酒場で掛けていても機能上問題がない」30の色付きにした。歌舞伎町では70以上の濃さでも夜掛けている人をよく見掛けるが、それはまあ別の話か。

今、使っている眼鏡集合。
高級品に限ってヤワなフレームで、壊れたりした。
ツーポイントを作ったのは5年ぶりくらいか。


読書 重松 清「ビフォア・ラン」 幻冬舎文庫

重松清のデビュー作である。今年の8月に4版が出ているが、重松の文庫本でなぜかこれだけが書店で全く見掛けられなかった。送料や取り寄せ時間をかけるのはあまり好きではないので読めずにいたのだが、東京駅の丸善でやっと入手。


小隊司令部発

「栴檀林小隊」各トップページの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。
本欄のバックナンバーはブログ以外にもジャンル別に読める「公文書」で。