また、いかにもブログにありがちな話題で書いてみました。2009年01月22日

 ケチャップ味好きは味覚が子供だと悪く言われるが、私は喫茶店のナポリタンが好きである。

 喫茶店でも中途半端に「茹で立て」と謳う店を見掛けることもあるが、大概は湯切りの悪さの言い訳としか思えない。多少極端に言えば、もそもそになっているのを炒める位が良いのであって、ましてや"アルデンテ"なぞと茹で足りなさの言い訳がごとき具合の麺で出来たナポリタンはナポリタンの風上にも置けない。

 麺類に対してそういう嗜好があるのは、ソフト麺で育った給食世代というのが影響している気もする。もっとも、給食のソフト麺には炒めるという過程がないのでナポリタン的ではない。家庭で作るなら各社から発売されている袋入りのナポリタンが理想的だが、それに相反することなのだが、フライパンを温めて油を敷いて炒めて拭いて洗って…というのが考えると億劫になる。単に私が無精なのか。そういう点では冷凍食品のナポリタンが手軽なのだがなぁ。

 話を飲食店のナポリタンに戻すと、私の嗜好の様な店は「ロメスパ=路傍の麺屋スパゲティ」というカテゴリーになるそうだ。「路傍の麺屋」とは要するに立ち喰いのことらしいが、そういえば10年近く昔の話だが池袋の地下道脇に「スナックコーナー」なる場所があり、その一角にカウンターだけのスパゲティ屋があった。メニューはナポリタンのみ。ソーセージやハンバーグといった具の違いしかなかった記憶である。その店以外に立って喰うスパゲティの店は記憶にない。ロメスパの聖地「ジャポネ」(有楽町)もスツールがある。

 最近では立ち食い蕎麦屋ですらイスがあったりするが、その立ち喰い蕎麦屋でナポリタンを出す店があるというので覗いてきた。なんとチェーン店「富士そば」である。ただし神田西口店のみとのこと。…なんでだ? 味の方には意外性はなくケチャップの味しかしない。“蕎麦屋のカレー”みたいな融合もなし。リピートする必要は感じられなかった。

「給食当番」について書いた記事

また食い物、それもB級グルメネタ。まるっきりフツーのブログみたい(いや、フツーのブログか)。アフィリエイトでも貼っちゃうか(笑)。


入り口のショーケースに、間違い探しの様に紛れ込んでいるメニューが一品…。
「こいつ何喰ってんだ?」という周囲の視線が痛い500円。コロッケが切れていたのでイカ天をトッピングしてみた次第。

小隊司令部発

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