人類と鉄の歴史 ― 2011年05月31日
DIY屋での買物。右からグリップとベルに子供車用ブレーキ、反射板、シートカバー。5mmネジ2種とエポキシ接着剤、豚皮手袋は常備用。園芸用ポリシートの使い途は… 雨続きの週末は宣言通りに自転車弄り。と言ってもRC20のディレーラー調整などではなくて、ガレージ放置の子供車の再生である。 屋根の下とはいえ風雨吹き込む屋外に2年程放置していたのだから、埃(特に花粉と黄砂)は積み重なり、いろんな虫が巣を作り、ヤワなプラは劣化で崩壊し、そして鉄の部品は錆びている。 しかしモモチャリ再生の時ほど部品交換はしなくて済みそうではある。外皮のプラが劣化したブレーキレバーと、やはりプラが劣化で破損したベル、そして黴で黒くなったグリップだけの交換という予定だった。 ところが前カゴのステーの錆が酷い。「人類と鉄の歴史は、錆との戦いの歴史である」とか脳内ナレーションをしながら、ひたすら錆を落とす。初めは#180のスポンジヤスリだったのが、途中から棒ヤスリでガリガリやることになり、これはひと周り全部剥く感じで、錆落としと言うより削り出しである。こんなパーツにこれ以上労力裂く位なら買ってしまった方が良いのではないか。ということで途中で挫折した。手も痛くなったし。 天候は暖かくはなったが、梅雨である。週末をフルに走れるわけではない。いや、元々そんな走り方はしてないか。いずれにしても、ローラー台もない我が家ではロードはひたすら室内で埃を被り続けることになる。そして晴れた日の朝は、まず洗車から始めねばならない。外の埃とは違い、綿埃が多い。 カバーでもしていればとは思うが、自転車用のグレーのカバーを掛けてしまったら室内に飾っている意味がないし、そもそも鬱陶しい。そこで思い付いたのが、園芸用の厚手の透明シートを掛けてはどうかいうことだった。DIY屋で2.3m×3mのシートが千円未満。これで2台分になり、丁度居間のRC20とダイニングのレオパードのカバーが出来る。 特に見た目は美しくもないのだが、まあそれまでのレオパードの様にハンガー代わりにスラックスを掛けられているよりはマシだろう。 |
ステーもヤスリも錆色! カゴは洗浄中。このシートカバーはやっぱイマイチだな。塗るしかないのか。 ベールを纏ったRC20。いや、クリーニング帰りって感じか。 本文と関係ないけど、よく晴れた日のボードウォーク。得意先の帰路にちょっと寄り道。配備約半年の走行距離は277km。 |
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