エンターテイナーなMP52012年06月03日

 H&K MP5は息が長く人気も高い銃なので、多くのメーカーがモデルアップしている。FTC、JAC、MGC…今回の銃を引っ張り出すため開けた私のクローゼットは、一画がMP5だけで埋まっていた。やれやれ。

 東京マルイはFTC以上にMP5を繰り返しモデルアップしており、今までに大まかには5種の型式でMP5を作っている。このガスBLKモデルはガスガン黎明期の製品であり、精度も信頼性も様々な製品が数多く出てきた時代の製品のひとつである。
 ギミックとしては「自動排莢システム」が売りである。排莢と言ってもカートリッジは実射とは関係がなく、発射されるBB弾とは別々にマガジンへ込めて、エジェクションポートから弾き出す様になっている。逆にそのため、BB弾の発射だけ、排莢だけといった楽しみ方も出来る。

 チャンバー部はユニットと連動して回転し、マガジンからBB弾を1発毎拾う。マズル方向は上部のゴム突起だけで弾を保持するため、発射時ホップらしき回転が掛かっているものと思われるが効果は特にない模様。

 ちなみにここでは便宜上「ガスBLK」と書いているが、現在の同カテゴリー製品とは大分趣の異なるメカニズムを持っている。この少し前のマルゼン製カート式コッキングガンなどにも見られた「押し込みコッキング+スプリングバック排莢」に準えて、「ガスコッキング+スプリングバック排莢」とでも称するのが近いだろう。

武器庫の一画…


カートにはGECOの刻印。細かい。

まさかの快調作動!!

以下、本文
[今週のデスクサイド]エンターテイナーなMP5
東京マルイ H&K MP5A3/ガスBLK


小隊司令部発

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