ビールの類2012年09月01日

 夏場は暑いので、何かというとついビールの類を呑んでしまう。まあ冬だろうが何にせよ呑むのではあるが。クルマや自転車の運転をしない休日は、午前中から呑んでいたりする。

 ビールの「類」とわざわざ書いているのは、勿論発泡酒が大半だからである。昔は気取ってハートランドの中瓶をケースで買って冷やしていたりしたのだが、手間も財布もきりがないので今に至る。

 それにしても発泡酒というのは出生のせいかあまり良い響きではない。「安いです」くらいならまだしも、「少々不味くても背に腹は代えられません」とか、「節税対策ですよ」という考えだと取られるかと想像しただけでうんざりしてしまう…という方が貧乏くさいか。もとより、発泡酒の中にはそれなりに悪くないやつだってあるし、そもそも、2杯目以降は大差ないだろうとも思う。

 そこへいくと、最近のホッピーはイメージが向上して来ているのであまり貧乏くさく感じられない気がする。ただ、焼酎自体あまり呑まないので、割るためだけに焼酎を置いておくのもなと思う。何ならウオツカを割るのでも良いのか。しかし呑む度いちいち割るのも面倒だなと思う辺りが宜しくない。

 ところでホッピーはなぜ瓶のみなのだろう。業務用には勿論瓶が一番なのだろうが、家庭用の方は缶ならもっと普及するのではないだろうか。などと考えていたら、いつの間にかノンアルコールビールが缶で普及してきた。尤もこれは割り物用ではないのだが。

 飲酒人口が減っているので、飲まない層に向けての商品だという話もあるが、それはどうかなと思う。私には、呑み助がどうしても呑めない時の代替品としか思えないが、よく考えたら自分は殆どこの類の物を呑んでいない。

 なにせ、どうしても呑めない事は滅多にないのだ。どうしても呑みたいだけなのだという気もするが。

読書 大竹聡「ぜんぜん酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く」双葉文庫

それで読んでいたのがこれ。筆者は「酒とつまみ」誌創刊編集長。酒を呑むと、人により喜怒哀楽色んな感情が出るものだが、酒呑みの文章で怒っていたり哀しんでいたりする文章はあまり見掛けない。結局楽しくなければ呑まないという事だろうか。


小隊司令部発

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