「インバーハウス グリーンプレイド」のプライド2014年08月27日

 以前「美味しい千円ワイン探し」みたいなのが世間で流行った時期があったが、あれのウイスキー版というのは、そういえばあまり聞かない。私は色々試した後、家呑みには「インバーハウス グリーンプレイド」という安スコッチに辿り着いた。

 私の最近の歌舞伎町通いは、ショットバー「モン・シェリー」。価格帯も営業時間もBBLに似ているし、かつてのBBLの常連の一部とよく出会すということもあるからだが、ここの若いバーテンW君がなかなかに酒オタクで愉快なのである。初めての会話が「安ウイスキー、どれがいけるか?」というのも珍しいのではないか。尤も、信濃屋で買ったインバーハウスをぶら下げて酒場に寄る私にも問題があったかも知れない。

 ところでそのインバーハウス、千円ちょっとという価格の割には付け足しアルコールっぽさもないしカラメル臭もなくて悪くないのだが、ひとつ難点がある。たまに、キャップの開かないボトルがあるのだ。

 メタルキャップなので、捻ると下端の破線状の切れ目で千切れるところなのだが、ネジ山が甘くてキャップが空転する個体がある。こうなると素手ではお手上げで、切れ目にマイナスドライバーを差し込んで捻るなどして切り離さないとならなくなる。

 インバーハウスはこの比率が高くて、12本中3本のキャップが空転した。でっち上げでも中傷でもなく、実際に自分の買った物がそうだったのである。

 あんまりなので輸入元の三陽物産に問い合わせてみたところ、検査はしているがそういうボトルがあるという声も返ってきているとか。アバウトだなぁ。クレームにならないんだろうか。開かないし閉められないキャップでは困ると思うが。

 他人事の様に言っているのは、私の場合は生きているキャップを常にストックしているため不良品があっても換えられるからなのである。そう書くと用心深く見えるが、実のところ空き瓶を溜め込んでいるだけの無精なのである。

早い時は週1本のペースなので、ちょっと捨て忘れるとこの状態である。…ちょっとどころではないか 。



右が不良キャップ。円内の様に、モールドのシャープさが怪しい箇所がある。拡大画像有り。

小隊司令部発

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