“滑稽節”を前にして、骨折2015年10月03日

 「重傷の捻挫で全治2週間」というのが、先週出だしの私だった。小走りで小さな段差を踏み外しただけで、泥酔という程酔ってもいなかったはずだし、歳なのかという感じだった。応急処置をして貰ったり人にも迷惑を掛けてしまった。

 取り敢えずまず地元の駅に近い整体に通う。骨が折れてる様な反応ではなかったが、腫れのため触診では判然としないでいた。しかし腫れが引き始めると院長が「これは念のため整形外科へ」と、紹介文を書いた。整体ではレントゲンが撮れないためだ。紹介された整形外科も元々掛かり付けで、自転車事故の鎖骨骨折の際に通った病院だった。

 で、ヒビが見つかったという次第。ギプス固定で全治2ヶ月超ではないかと。不全骨折か。その箇所で起きるヒビにしては繋がり易い角度で、手術は不要とのことだった。

 ちなみに先週出だしというのは勤務先のセレモニーがあった。我が社では、ある役職に就くと毎年骨折をするというジンクスがあり、というか前任がそうだったのでまさかなと思っていたら、着任当日自分がそうなってしまった。そんなもの守るつもりもなかったのにやれやれである。


松葉杖による歩行(参考イメージ)。



ギプスは大体こんな形状(爪先まではない)。
 整体から整形へ移ると当然治療が全然違う。費用もなんとまあ一桁違った。だけど包帯の巻き方は整体の方が丁寧だったなぁ。

 「簡易なギプスで固定」と言われ処置は数分で終了。ギプスというよりシーネ(添え木)に近い物らしいが、ぐるぐる巻いたりはせず処置は簡易だった。石膏ではなく、リボン状の物を必要な長さに切り、水で濡らしてから患部に当てていると、その形状で硬化した。

 終了後伝票を見ると使用資材に「オルソグラス」とある。鎖骨骨折の際も世話になった日本シグマックス製である。素材は「水硬化性ファイバーグラス」だとか。何だそれと興味津々であるが、医療用以外には見当たらなかった。

 これ…簡単にストックとか作れるんじゃないか? 相変わらず脳天気なのかも知れない。

ORTHOGLASS®Ⅱ | SIGMAX MEDICAL 日本シグマックス株式会社

小隊司令部発

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