遠近両用眼鏡で自分の未来は見えるのか?2015年12月11日

 とうとう新しい眼鏡を誂えた。

 随分前に老眼が入り始めていたのだが、掛け替え眼鏡分まで作るのは結構な散財なので躊躇していた。手元の作業自体は眼鏡を外せば概ね用が足りていたが、しかし手元を見たくても眼鏡の掛け外しがしにくい状況というのもある。混んでいる列車内で本やスマホの画面を見る時だ。なので通勤時に掛けるオフ用をまず更新する事にした。

 どこの店で作るかは決まっていた。仕事用は得意先の商業ビルに入っているJ社の製品を使っているが、オフで掛けている眼鏡市場製と比べてレンズに変なチラつきがあり気になっていた。オフ用は得意先には見られないので眼鏡市場で作る事にした。

 最近の安価なレンズ代込み眼鏡の店の中では、眼鏡市場はやや高めで都心の店舗数が少ないのがネックであるが、物は良いし、接客が丁寧だし納得いく説明が聞ける。

 それと、どことは書かないが某社は「個人情報を保持しないため」にカルテがなく、レンズ自体からしか情報を拾えない。確かにデータ自体はレンズから拾えるらしいが、私の様に色を入れている場合など、その情報まではレンズで拾えないらしい。眼鏡市場は顧客情報を保持しているため、数年前に作った眼鏡でもレンズの色の種別が分かり、それが廃番になっている事が分かった。そうでなくても細かい設定とか、レンズから測るだけでは不安ではある。

 慣れるまでは暫く大変だと言われたが、遠近両用は確かにクセが強い。見える範囲が増えただけで、全てが見える様になった訳ではない上に、変な見え方をする部分が出来る。正しく見えるのは基本的には真っ正面の縦方向だけだと言われた。私は癖で顔を動かさず目だけで横方向を見る事が多いので余計に都合が悪い。しかし変に見える部分は見えていないつもりでいれば前の眼鏡と大差はないと言えなくもないだろう(そうか?)。

 これ以上、視野が狭く歪んでしまってはまずいだろうね。

小隊司令部発

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