「私は、行きます」2016年05月27日

 コミカルで可愛いメカという物にあまり興味が湧かない。子供の頃にはロボダッチを集めていたが、それよりはミクロマンが好きだった。だから途中路線変更でアクロイヤー軍団(タコロイヤーとかイカロイヤーだなんてふざけたやつ)が出てきたときは、オレのミクロマンに何するんだと思った。

 ともあれ、そんな訳でメカトロウィーゴにはあまり興味を持っていなかった。逆に、わざわざ興味を抱かないようにしないとならないほど、なぜだか周り(ネット上)の知り合いは盛り上がっていて、全然カテゴリーが違う人同士が「この人たち友達だっけ?」と思うほどツイッターのTLにウィーゴを並べてたりする。

 大昔に模型専門誌ホビージャパン界隈で流行ったSF3Dぽい印象があったが(後の“マシーネン”時代を私は知らないので、初期のヘリのキャノピーに手足を付けた様なやつ)、フォルムはどうにもコミカルな感じであまり趣味じゃない。プラモとダイキャストトイでメーカーを分けての2方向展開がロボダッチを彷彿とさせて、それは面白いと思った。

 1体しか買わないならダイキャストかなと思い始めた辺りで、ライムグリーンの1/35ダイキャストがあるのを知って、衝動的に購入。

 大昔にミリタリー模型を集めていた事もあり1/35というスケールが自分に馴染む。そして手にすると、これが程良いサイズ。

 しかし弄っていると少し不満に感じる事が出てくる。所謂「超合金」みたいなイメージで手にすると、意外にギミックがなくて拍子抜けする。後で気づいたが、パーツ組み替えで遊ぶために、ハッチ類は取り外し式になっており、開閉可動がない。ミサイル発射もない(当たり前)。

 これならもっと気安く弄れるプラモの方が良いかなと思い始めた。あちらには乗員フィギュアが付いているし、安い上に2体セットだ。「日常」版があるので、これにした。

 …しまった。増えてるよ。

自分のサイクルジャージに似ているので「アディダス君」と命名。タミヤ旧キューベルと。

事務所に連れてきたところ、完全に文具と同化。


1/35フィギュアと大きさ比較(w この色は時定高校の制服の色だよね。

何かを撮る時の大きさ比較になると言えばなり、当たり障りもない。

パーツ構成の違い。ダイキャストにはもっと動いてほしかった気も。

読書 村上春樹「雑文集」新潮文庫

私はこういう少し気の抜けた村上春樹も好きなのだが、それにしても本当に雑文集だったな。あまり興味のないジャズの話を跳ばそう思ったのだが、ごっそり跳ばしてしまいそうなのでやめた。


小隊司令部発

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