喫茶店のナポリタン(やや迷走)前編 ― 2016年06月04日
外食のナポリタンは、喫茶店系も洋食系もロメスパ系も大差なくナポリタンだと私は思っていたが、人によっては別物らしい。その上で、喫茶店系のナポリタン巡りをするミッションが一時期続いた。 馬亞車 神田店 うちの事務所最寄りの大箱喫茶店。大きなビルの1階で全周ガラス張り。大通り沿いの分かりやすい場所にあり、待ち合わせや打ち合わせ向き。一方で数種のスパゲティーメニューが写真入りで掲出されており、フードもしっかり摂れる店であることがわかる。但し分煙なし。 少し腹が減っていたので大盛り設定を訊ねると、普通でも結構量があるとの説明だったので大盛りはやめにした。確かに結構な量があったので正解だった。 オープンキッチンで炒めているのがしっかり見えたが、上がってきたナポリタンは意外にもあまり炒めは強くなく、所謂「シャツに飛ぶ系」という感じだった。味にもケチャップぽさがまんま残っており、結構酸味が強い。 量は充分だったか気遣いで声を掛けられたり、接客姿勢の好感度は高かったのだが、いかんせんMDがイマイチ。ナポリタンと言うよりケチャップ和えかなという気もした。 |
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温玉のせナポリタン950円(ドリンク付)。 |
可愛い手書きPOP。温玉ともかくちょっと高いな。 |
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コーヒーショップ カスタム 事務所から少し離れた場所にある店だが、Rくんが見つけてわざわざ私にメールを送って来た。 大通りに面しており、ちょっと目に止まる赤い窓枠のウインドウが印象に残る。しかしその建て構えは実は店舗ではなくビル自体の入口で、店舗はその脇から地下へ続く曲がりくねった階段を降りて行った奥にあった。でもこれはこれで雰囲気。尤も店内は普通の古い喫茶店だった。 この辺の喫茶の定番なのか、ランチタイムでも分煙なし。そしてランチビールもなし(そこはいいか)。取り敢えず入ったし食べていくかという感じで注文した。 肝心のナポリタンは意外に具沢山なのだが、一部はいわゆるミックス野菜というやつで、あまり嬉しくはないかなぁ。 |
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一見店のファサードなのだが、実は入口は右端だけ。 |
そして更に奥。倉庫じゃないのか? |
パスタやピラフのランチセットは、コーヒー/レモンティーで850円。それ以外とで880円。 |
コーヒーショップ カスタム (喫茶店 / 小川町駅、淡路町駅、新御茶ノ水駅)
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今週の読書 藤沢周「武曲(むこく)」文春文庫
いつもカウンターで居合わせるHさんが藤沢周を読んでいるとは意外だったが、更に言った一言も意外だった。「ゴルフにはまって、学校の講師なんかする様になったら作家はおしまいですよ、ねぇ」確かにその頃、藤沢周の文庫は全く出なくなっていた。電車内でしか読書をしないので、文庫でしか本を読まないので、そのため一時期全く藤沢周を読めなくなっていた。最近になりふと気になって検索すると、この本と「波羅蜜」を見つけたので注文した。アル中の男が落ちていく描写はこの人の真骨頂だと書いたら極論か。あ、ちなみに本作は青春小説です。 |
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