Lost iPhone2016年08月01日

 iPhoneが盗難に遭ってしまった。朝気付いてGPSで追うと市内のマンションにあった。駅付近で落としたのかもしれない。取り敢えず諸々ロックして、1日場所が動かないのを確認して停波した。

 警察に届けを出しに行くと、場所は分かっても警察はそこまで調べに行ってはくれないそうな。ましてや個宅ではなく結構な大きさのマンションであるし、仕方がないのかもしれない。

 紛失扱いにしておいて「お宅で見掛けたら交番に」というお知らせをマンションに撒こうと考えた。現地へ行くと管理人常駐で、当然チラシ投函禁止と掲示が出ているので、管理事務所に主旨を説明した。

 初めは、配布は住人の間に混乱を招くので禁止と言ったが、じゃあ盗難に切り替えて警察が戸別訪問する混乱は良いんですねと言うと(実際行かないのは分かっていて)それも困ると。ならば貼り紙程度を出してくだされば済むでしょうと言えば、管理会社が間に立つ形になるのは禁じられていると言われた。であれば、今の話は一切お聞きにならなかったという話にすれば良いですかと訊いたのには、良いと。私は来ていないし“相談”も受けていないということで良いですねと念を押す。私にしてみれば、配るから黙認してねという意味なんだけどね。しかも管理人は私の身元すら確かめなかった。そういう訳で、その日のうちにお知らせを作成して全戸に配布した。100戸近かったので疲れた。

 お知らせの専業者(笑)なので文言は練ったが、iPhoneを警察に届けて貰うことだけが目的なので連絡先は無記載。ご意見や情報に関心はない。まるで選挙期間の「○○の会」みたいな怪文書の体である。住人には迷惑な気もするが、心当たりのない人にはまるで無関係な話だし、我が市は可燃ゴミ回収無料なのでご勘弁いただこう。

 高級巨大マンションの皆さんは、中に潜んだちゃちな窃盗犯と一緒くたにされるのをどう思うだろうか、という話。

小隊司令部発

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