草刈機、導入2016年08月16日

 中国製の安価な玩具をネットで見て回っていたら、ショップの他の商品が目に止まった。

 草刈機が3千円。なんだこれは。ホームセンターで眺める草刈機はどれも桁の違う価格の商品ばかりだが、これは同じ機能の道具なのか?

 芝は相応にこまめな手入れが必要。発芽期には目土盛り、伸び時にはエアレーション(古い根の根切りや空気の供給)、枯れ始めたらサッチング(枯れた芝=サッチの除去)などが必要になってくるし、言うまでもなく雑草除去がある。

 私は元々そうマメでもない上に、この数年家の手入れに対するモチベーションが希薄にもなっており、放ったらかしにしてしまう事が多かった。芝自体もそろそろ貼り替えの時期で勢いがなく、夏になると加速度的に雑草が生い茂っていた。草は伸びてしまうと芝刈り機ではどうしようもなくなり、刈るか抜くしかない。こうなると労力は結構なもので、それこそ腰も重くなる。今年もやってしまったと思っていた。

 さて草刈機にもいろんなグレードがある。郊外の遊歩道で自治体手配の業者が草刈りに使う様な刈払機は、エンジン駆動で丸ノコが付いている。こんなの素人が自宅の庭で回せる訳がない。家庭用の主流は電動でナイロンワイヤーを回して草を叩き切るタイプとなっている。

 さすがに件の中国製では不安なので、同タイプの中では中間のBOSCH製にした。充電式は重くて高くて使用時間も短いに決まっているので止めた。

 うちの庭の手入れは手押しの芝刈機と電動のトリマーに数種の鋏を使っていたが、枝切りと芝刈り以外はこの草刈機でこなせてしまう感じだ。膝丈の草など、今までは引き抜くか鎌で刈ってから芝刈機を掛けていたが、上から撫でていくだけであっという間に消えてしまう。

 切るのではなく細かく叩き潰している様なもので、水分のため廃棄物は粘土状だったりする。ゴミの量自体は減る。

 この夏は電動草刈機だな。いや、この夏だけじゃなくて。
BOSCH 草刈機ART26SL(買値6,520円)
「魔女の婆さんの箒」と名付けよう。雑草共はヴァルハラへ送ってやるぜ。


一見頼りなさげな1本のナイロンコードが草を叩き飛ばす。


素敵なアウトドアウェアで作業。やはりストラップは欲しいな。

枝垂れ梅と雑草が上下で繋がりつつあった庭。

草刈後。フェンスの土台まで見える。
通常これだけ刈ったら2袋にはなる。

小隊司令部発

←HTMLのアーカイブ版はこちら。ブログのコメントは、いつでもいつのにでも大歓迎。また、BBS「連絡所」もあるのでご利用を。