自転車乗りにもお勧めの郊外店 聖蹟桜ケ丘「油そば 渡邊」2016年11月04日

 美味いものを食べに行くためスポーツ自転車で走るという人は結構いる。私の場合、好きな油そばは、地元である発祥の地・武蔵野地区以外では都心のチェーン店があるくらいで、自転車で走って行くのに適当な場所にこれはという店があまりない。

 そんな中で気になっていた店がこの「油そば 渡邊」。以前この近くの別の場所でローストビーフ油そばを売りにしていたのは知っていたが、移転して若干の路線変更をした様だった。

 自宅からは片道15km程度。そのために走るという程の距離ではないがRC20(ロードバイク)の方で軽く走る。1時少し前に到着。分かりにくそうだったが、大きな通りの角に導線の看板があったのでスムーズに辿り着いた。

 ファサードはネットで見ていた移転前の店のイメージとは大分違う。手作り感が強い沖縄テイスト。日曜のこの時間だからか先客0。途中2名来店。道行く人は少ないものの覗き込んで行く人多し。

 食べログの店発メニュー情報が整備されており、チョイスは迷わなかった。「ビアンコ」:白(鶏)/「ロッソ」:赤(牛)/「紅の油」:台湾まぜそば(辛)/「ドライカレー」とあるが、前の売りがローストビーフだったので、まずは「ロッソ」に。

 タレはやや甘酸っぱくて、スタンダードな油そばや、後発のローストビーフ油そば専門店ビーストの物等とも異なる。和えて供され、具材に余計な熱が通らない様に混ぜないのを推奨とのこと。

 具材の中で意外にローストビーフが前面に押されていないが、ちゃんと旨い。穂先メンマの食感が拾い物。香草は苦手だし余計に思ったが、トレンドなのだろう。

 卓上調味料は豊富だが油そば店的でない。何が正解か分からなくて店の人に訊く。

 店の人も、カウンターの設置物も、ホスピタリティ溢れる感じ。私をロードバイク乗りと見て裏手のバイクラックを案内されたりもした。

 目的地にして走るにはちょっと近いが、その内また寄るつもり。次はビアンコ(850円)で…。

こんな場所に看板を置けるのは、近所と仲が良いんだろうなぁと。

後で知ったが、壁面サインの「SAHARA」は居抜き前のバーの物。

店の裏にはなんとバイクラック完備! 偶然にも店の人2人もルイガノ乗りの様だった。


ロッソ(1,150円)。スープが付く。ともかくデフォでこれはちょっと高いと思うがなぁ。

卓上調味料。ラー油がなくて、コーレーグースという沖縄の唐辛子調味料がある(運転者使用不可)。ローストビーフということで西洋ワサビに代わる物を探すが、カラシとワサビ、あとは和風ヴィネグレットソース(酢)。
油そば 渡邊油そば / 聖蹟桜ケ丘駅百草園駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

小隊司令部発

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