積みガンプラ 消化編〜旧キット、FG2016年12月17日

 この2つのキットは、モナカ構造の単色成型という所は共通しているが、生い立ちは大分異なる。

 旧キットは言うまでもなくガンダムのプラモデルが出始めた時の最初のシリーズ。まだガンプラという呼称もなく、プラモ屋(街中に健在だった)での抱き合わせ商法が問題になる位売れていた頃の製品。3Dデータどころか2面しかない設定画から起こされている*1上に簡略化されていて、フォルムはブリキの玩具並。30年以上前の製品なのに、まさかまだ売っているとは思わなかった。

 ファーストグレードは、その後出されたHGやMSVシリーズで価格が上がってしまったため、改めて子供の買いやすい価格という事で出されたそうだ*2。スナップフィットだが、多色成型とポリキャップ関節はオミットされてやや先祖返りした様な造り。だが原型はその時のPGなのでフォルムは当時レベルに。

 今回は2体同時に組み立てたのだが、同様の手間が掛かるので一度に済ませるためそうした。1/144ザクを集め始めた時点では、製品特有の違いが隠れてしまうし、何より自分が不慣れなので、塗装はしない事にしていた。しかし並べたところを想像するとさすがに味気ないので、成型色である主となる色(薄い緑色)は残して、それ以外の部分を塗装することにしたのだった。



 同じザクでも、時期によりなぜか組説の指定色が微妙に異なるので、面倒だからガンダムカラーを使う事にした。そもそも「よもぎ色に白を少量」とかは色指定とは言えないだろう。モデラー諸氏はどうやっているのだろうか。しかし初心者向けのはずがこの塗料、油性なのな。

 また、困った事に細部の色分けもなぜか時期により異なる。動力パイプが本体色だったりグレーだったり、ランドセルの色分けも時期により違っている。これは箱に載っている作例に概ね従う事にした。

 この2体を並べると、他のモデルにはない感慨がある気がする。



[左]旧キット('81年1月発売)定価300円(別)
[右]ファーストグレード('00年5月発売)定価300円(別)
ボックスアートのポーズが同じなので、つい関連付けて見てしまうが、なんと約20年差。

いずれも現行キットの半分サイズの箱に、パーツ数はいずれもこんな感じ(上と左右逆で失礼)。

塗装しない=パテ使えない なのでランナーの削りカスパテ作ってこれで埋める。

凹部の合わせ目消すために模型用彫刻刀を購入するなど。

旧キットの、プラ製Cリングを使ったよく分からない腕の付け根の構造。 ボディ貼り合わせに腕の保持を依存しないためだろうが、他で見ない。

RG以外の1/144量産型ザクが一応勢揃いということで。左から古い順に、旧キット、HG(第08小隊)、FG、HGUC、F2。オリジン版発売が待ち遠しい。
原型と縮小版の時系列関係
'95年 1/100 MG(マスターグレード)ガンプラ15周年記念
'98年 →1/144版 HG(ハイグレード)
'99年 1/60 PG(パーフェクトグレード)ガンプラ20周年記念
'00年 →1/144版 FG(ファーストグレード)
*1 Wikipedia「ガンプラ」開発
*2 Wikipedia「ガンプラ」FG

小隊司令部発

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