ザク史の空白を繋ぐ者2017年02月12日

 歴代の1/144量産型ザクを並べて眺めると、ちょっと間が飛んでる感を覚える代がある事に気付く。そんな機会はそうないかも知れないけれど。取り敢えず、初代の旧キットとHGは全然別物の様に違う。


 しかしそれもそのはず、旧キットが'81年、HGが'98年の発売で、間は17年も開いているのだから、当然と言えば当然かも知れない。でももうちょっと、その間はないのかと思っていた時に、その期間にシリーズ展開していたMSV(モビルスーツバリエーション)の中に、コンパチで量産型にできる奴があったのだと教えられた。それがMSV25番目の「MS-06F ザクⅡ マインレイヤー」だった。

 調べると'94年製。しかもこれ、未だに買える。なぜなんだ。モデルが不変の戦車やクルマとかならまだ分かるけど、キャラクター商品で、しかも模型オリジナル版とか、なんで20年経ってもまだ再販とか市場在庫とかあるんだ。

 という訳で、ともかく取り寄せた。

 古い物なので当然色プラやポリキャップ接続なんかないモナカキットなのだが、それより大きな問題があった。成型色が量産型とは違うのだ。ライムグリーンみたいな色なのである。だから旧キットやFGを組んだ時の様に「成型色を生かして部分的に塗れば良し」では済まない(いずれも自分基準)。

 真面目にやるとしたら関節部改造+全塗装という、ザクコレクション最高のハードルとなってしまう。なんだこれ。わざわざ古くて格好悪いモデルに手を掛けるとか、意味が分からない。不人気ビンテージカーのレストアか?

 ちなみにこれらは変化の系譜を見るためのコレクションなので、フォルムを良くするとか、そういう加工はナシ。これ自分でハードル上げてるのか下げてるのか分からないけど、そもそも飛び越せるのかがよく分からない。

 という事で、これはいつ完成するのか現時点では全く分からない。ご承知置き下さいという宣言であった。
機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション MS-06F ザクマインレイヤー(1994年)500円(別)


頭部は変な仕組になっているのでごっそり差込式か何かに。 肩と手首は元々差込式だしPC化しなくても良いかも。腰もともかく差込式に置き換えれば、塗装後に組める。 難関は…肘・膝・足首のPC関節化かな。


こうして見ると随分とメリハリとボリュームが増している。

後ろから見たらまるでザクとドムの様な違いだが。


そんな次第で、マインレイヤーのパーツがまるまる余剰品。どなたでも差し上げるので、ご希望の方は、twなり連絡所なりにひとことを。

小隊司令部発

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