廃番だけど、新しい鞄 〜ボブルビーW13 ABS2017年09月15日

 先日、新しい鞄を買った。仕事用の鞄は、駄目になっても大抵同じ物に買い換えるのだが、それでも2回目辺りでその不具合が厭になって違う製品にするという様な事がこの十数年の間続いている。

 この数年は2個続けてトライオンの鞄にしていた。この鞄はまず革が丈夫で、グローブと同じ物を使っているから傷も付きにくいし色落ちもしない。そして差し色がいくつか用意され、鮮やかな緑が洒落ていて気に入っていた。

 しかし、ファスナーに問題がある様で、同じ位置の基部がいつも裂ける。コの字の角の部分なので、確かに負荷が高いだろうが、必ずそこからというのが直し様のない欠陥と思えるし、ファスナー交換という修理は市井の修理屋でも受けるが、長さ次第であり、この場合全周換えるために高く付く。しかも、また買い直そうかとサイトを見たら、モデルチェンジで緑色がなくなっていた。じゃあこれでなくても良いな。


またもファスナーの壊れたトライオンの鞄。さすがにちょっとこのまま使い続ける訳にもいかない。

随分と鮮やかなラインナップだった。


BOBLBEE W-13 ABS【在庫限り特価】21,492円 (税込)
旧ブランド製品として在庫セール扱いになっており、オンラインショップでの在庫は今日現在、橙/緑/黄の3色のみ。現行品(POINT 65°Nロゴ)は黒/白/赤の3色。 → POINT 65°N(BOBLEBEE)

 今度は全然違うタイプにしようと思い探し出したら、たまたま自分のブックマークにあった旧ボブルビーのサイトでまだこれが扱われているのを知った。

 ボブルビーの鞄は既に2つ持っているが、いずれも自転車に乗る時に使っている。W-13の存在は知っていたが、確か数年前に既に生産終了していたと思っていた。ところが未だ在庫があり、しかも緑色がまだあった(またそこか)。

 実際に手にして意外な作りを発見したりするのは他のボブルビー製品同様。街中では似たタイプすら見掛けない程個性的なデザインも含め結構気には入って使っている。

 ただ、あくまで頑丈にPCなどをキャリーすることに注力するあまりか、作りがタイトで狭苦しい。また他製品同様ポケットが狭いし深くて使いにくい。これ体格の良い西洋人は指先すら入らないのでは? 逆にストラップの長さは西洋人向けなのか、丁度良い長さにすると鎖骨にバックルが当たる。

 なかなかベストという鞄には行き当たらない。


過去記事
'05.7.28 革の鞄 アクアスキュータム・ウォルトンシリーズのブリーフを導入。
'06.6.22 ボブルビー (自転車用)ボブルビーを初めて購入。HERKULES。
'07.9.18 鞄の修理 アクアスキュータム修理。5万の鞄を1.5万掛けて直している。
'08.11.7 トライオンFR308 アクアスキュータムからトライオンFR308に買い換え。
'09.6.18 ボブルビー投入の時 (自転車用)自分で塗装したPEOPLES DELIGHTを投入。
'13.6.4  アイロンとカバン トライオンを廃番のFR308からFR322に買い換え。


小隊司令部発

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