偶然のジャージャー麺 武蔵境 上海楼 刀削麺館2018年03月08日

 休日の午後に近隣の街中を走るうち、そう言えば武蔵境の高架脇に出来ていた宝華の暖簾分け店には1回行ったきりだったのを思いだしていたら、偶然店の前の道に出た。何かの縁だし寄るか。

 半端な時間なので空いている店内には先客2名。店の前のガードレールに自転車を掛けて(スタンドのないロードバイクなので)中に入ると、食券制に変わっていた。熱気で曇る眼鏡を上げると、なんと油そばがない。というか見覚えのないメニューばかりになっている。…よくよく見たら別の店になっていた。

 これは食う物ないかなぁと思っていたら、ジャージャー刀削麺(スープ付き800円)なるものがあった。ジャージャー麺、実は結構好きなのだ。あまり食べない刀削麺の上に、上海風らしいのでいつものジャージャー麺とは違う物らしい。それはそれで興味津々。

 注文を済ませカウンターの隅へ。ここからは厨房が一望できるのだが、良く整理されていて、また調味料や具材がそれぞれに適したちょっと見慣れない容れ物で機能的に配置されている。厨房は中国人と思しき親父さん1人であるが、何かを担いだと思ったら包丁で削いで鍋に投げ入れ始める。あ、ほんとに刀削麺なのか(呑気)。で、呑気ついでにiPhone忘れに気付く。従って画像ナシ記録ナシである。

 厚くて幅のある麺にはもやしが混ざり、餡は純中華風の、朝鮮族系ではない甘辛くない物。皿の1/3を占めるキュウリと同量の白髪ネギに怯む。ともあれまあ旨い。このためだけにまたわざわざ来るかというと微妙ではあるが。ちなみに量はかなり多い。

 そしてその時に店名を控えなかったので後で分からないという失態。どうせ食べログで分かるだろうと思ったら、閉店した宝華ラーメンはあるのに跡地のこの店の情報が見当たらず(後に調べ直したら1件だけあった)、辛うじてRettyで「上海楼 刀削麺館 」という名前を知る。

 やっぱりもう一回行くかな。

上海楼 刀削麺館ラーメン / 武蔵境駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

読書 三浦しをん「まほろ駅前狂騒曲」文春文庫

久し振りの書店で見掛け「はッ!? 完結編」と慌てて購入。直前に「光」を読んでいたこともあり、こちらを三浦しをんのエンタテインメントサイドと捉えてしまいそうだがそれは雰囲気だけ。しかしなんか、延ばし延ばし書くのか(書いてくれるのか)と思ったけど、綺麗な完結だった。それだけに文庫版収録の「サンタ〜」は余計だったかな。

 


小隊司令部発

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