大宮駅東口のカオス 伯爵邸2018年05月17日

 30年振りに大宮に行く事になった。最近得意先が出来たのだ。ともあれ、大宮に行くからには「大宮ナポリタン」を食べねばならないだろうと思い立った。

 ところで、発祥の地とされる横浜は別として、ご当地ナポリタンの定義って何なのだろう。大宮については公式サイトがあるので覗いてみた。

 ナポリタンは「鉄道のまち大宮」の周辺で働いていた鉄道員が好んで食べていたとされている。労働者の飯という事か。そして今「大宮ナポリタン」を謳う条件は、旧大宮市内に店舗がある事と、具材に埼玉県産野菜を1種類以上使う事。「大宮ナポリタン」は、その色を「氷川神社の鳥居の朱色」と「大宮アルディージャのオレンジ」に因んでいるとした新名物で、公式サイトでは'16年4月現在で32店舗が加盟しているとの事だった。

 まあ、レッズ飯程の資本投下はないので各店のアピールも比較的緩いのだが、そうであればどちらかというと企画物として乗っかった新店ではなく、老舗で食べてみたい気になる。TL上の埼玉アカウント諸氏のお勧めもあり、こちらの店に決めた。ただちょっと薄ら笑い気味なのが気になったんだよな。

 件の得意先があり大型商業施設などの林立する西口から空中回廊を通り、大宮駅の中央自由通路を渡って東口に出ると街の様子ががらりと変わる。小規模店舗がべたーっと続く。スマホ片手に進んでいくと、数区画が駐輪場になってしまっているアーケード街に。更に折れて小路に入ると“ビジネス旅館”の裏口前を通り、目的地らしき建物を発見。店はT字路の角地にあるのだが、反対側の面が不要物や錆びたママチャリで埋まっている。こ、これは…歌舞伎町よりアレだぞ。

 こうなると実のところ怖い物見たさに近い感覚でドアを開けた。第一印象はカオス。というか終始カオスだった。

(食べログでは以下中略)

カフェ&デリ 伯爵邸。場所柄デリというと…いや、デリカですって(知らないけど)。


大宮ナポリタンセット。850円のナポリタンに600〜650円のビールが付いて1280円。ラガーだと中瓶1本だぞ。


サラダとスープの代わりにビール、だったら分かる。だったら、な。

 レジにはスナックのママ的ちょっとイイ女風中国人(?)マダムがいるのだけど、ドアの音に反射的にいらっしゃいませとは言うが、帳簿を繰り続けてこちらを向きもしない。他に店員と思しき女性を見つけて声を掛け、喫煙しない旨確認されて「こちら禁煙席どうぞ」と奥を案内されるが、行くと空いてない。その旨言うと、ちょっと迷って入口脇のテーブルへ案内されるが、手前のお客は煙草吸ってるし灰皿がある。

 それ以前に、案内されたのは繋げたテーブルの妙に奥まった席なのだが、手前側には浮浪者一歩手前みたいな老人が座っていて、禁煙云々は頭から消し飛んだ。靴を脱いで裸足だし、足元に置いたボストンバッグからケチャップ跡のあるハンバーガーのバンズを取り出して、パフェに浸けて食べている。テーブルにクリームを零しては、バッグから取り出したペーパータオル(どこかのトイレの奴)で丁寧に拭いている。

 なんだこれ、俺ここで飯食うのかよと立ち上がろうとしたが、なぜかここで「これネタになるな」という妙な根性が顔を出して、座り直した。しかし自分も黒シャツ色眼鏡(仕事終わったので掛け替えてた)の五十絡みのガラ悪いおっさんだが、だからこっちカテなのかよと。そういや手前の喫煙年配女性達もパチンコがどうとか出勤時間がーとか大声で話してるし、これが大宮か。ちなみに地元氏の話では、こっちエリアは風俗街なのだそうな。

(中略終わり)

 ナポリタン? ああ、見たままです(おいおい)。細麺で味は薄め。店主が沖縄出身だそうで具は沖縄アレンジ。タバスコの他に島唐辛子あり。豚肉って意外とナポリタンに合うんだなというのが発見だった。野菜が地元の物らしい。スパゲティーに付くサラダがマカロニだとか、コンソメ風のスープが異様に味薄いとかそういうのは色々アレだけど、どうでも良くなるカオスっぷりだった。

 この箱が24時間営業で回ってるだなんて信じられない!(賞賛?)
伯爵邸カフェ・喫茶(その他) / 大宮駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0
小隊司令部発

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