意外と個性的だが「本気」かどうかは疑問な冷や中 神田 鶴の恩がえし2019年07月09日

 前から気にはなっていた町中華なのだが、汁なしメインの私なのでいまいち縁遠い感じだった。そんな私にも等しく機会が降ってくる季節到来。店頭に冷やし中華の文字があった。

 こちらはアイドルタイム休憩が無い。私のように昼食の時間が適当な人間にはありがたい。この時は平日の16時過ぎ、何なら呑み始める時間である。

 店頭の定食推しらしき立て看メニューに実は抵抗があった。自分が麺と飯あまり一緒に食べないから。しかし「ランチ大サービス」という看板をよくよく見ると「ラーメン+何々」は4品中1品だけだった。何にしても目的は冷やし中華だから気にしないでいこう。

 冷やし中華はよくある既存の「始めましたPOP」ではなくお手製の立て看。「具だくさんの冷し中華麺」単品800円。半チャーセットは1000円。写真はないので、どれ程“普通な”冷やし中華が出て来るのか、むしろ期待が高まる。

 入口は一見引き戸風なのだがボタン式の自動ドア。年配の親父さん2、おばちゃん1という布陣。時間が半端だったためか厨房の一部は流している最中らしくて熱湯消毒+α臭がしていたのが残念。

 着丼。予想と大分違った。特に具沢山を謳う感じではないが、個性的な具ではあった。ワカメ、カニカマ、キュウリ、トマト、錦糸玉子、そしてたまたま奥に隠れて写っていないのだがシラタキ(マロニー?)がドカンと乗っている。なんか、もちょっとハムとか欲しかったな。シラタキは味薄まるだけだからモヤシに次いで微妙な具。カラシはたっぷりだが紅生がない(個人的には要らない)。それはともかく、麺の晒しが緩くて生温いのは如何なものかなとは思った。それから器がチップしてるけど…そこは町中華だしスルーしとこうか。

 うん。まあ、実のところ店は程良い感じです。冷やし中華は季節物だし出さない訳にもいかないしって感じなのかも知れない。そういう宿命を背負ったメニューだとも言えるし。看板には「今夏も本気です」とは書かれていたけど。ともあれ生ビール350円というのが良いじゃないですか。

ファサード。看板類は拡大してよく見てみて。

具だくさんの冷し中華麺 800円


鶴の恩がえし中華料理 / 神田駅淡路町駅小川町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

小隊司令部発

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