近所の私道で娘が一瞬の手放し運転を披露する。お父さんとしては見本を見せたいところだが残念ながらJEDIでそれはかなり難しい(本来やってはイケマセン)。
形状からして小径車は安定性が低い。自転車は構造上ペダルの付け根が車軸より低い(BB下がり)方が安定するが、小径車はそれが逆位置になる。だから小径車でやった娘も一瞬であれ上出来だ。
しかもJEDIは仰け反る様に乗って重心を後ろに移動しないと手放し運転が出来ない。前輪の安定性に問題があるのだろう。
手放し運転より切実な問題として、私はシミーという現象にしばしば出会す。高速(40km/h超)で坂を下ると、突然前輪がブレて暴れだす。生死に関わる問題だが解決の方法が見出せず、スポーツ走行を控えるしかなかった。
シミーの起きる原因の一つは横方向の剛性の低さとされているが、私はこれを個体の問題だと思っていた。組み付けが悪いか(ヘッドにガタはないが)、スポークの張りムラが残っているのか。あるいはサスがへたって横方向のブレが生じやすくなっているのかもしれない。
しかし改めて調べると、もっと根本の問題があった。
Fサスを受ける台座が傾いているのだ。荷重が掛かれば横ブレするのは当たり前である。原因は、台座を取り付けるフォークの付け根が鋳造のままで水平が出ていないことの様だった。ヤスリ掛けで水平を出せば改善されると思ったが、そもそも台座取付ボルトの角度自体が取付方向に対して直角になっていなかった。これでは何をしても無駄だ。
調べると、「加茂屋creation」という大阪のショップが、フォークの付け根をコの字形に囲む形状の台座で取り付けるBD-1用のサスを出していた。これは最良の改善部品に思えるが、購入しておらず効果の程はわからない。
それでも傾きは若干修正された。しかし効果を検証しようと近所の長い下り坂へ向かうも、週末は強風で下りなのに30km/hも出せなかった。しかもサイコン不調。やれやれ。
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明らかに台座が傾いている。

この時点ではボルトの傾きに気付かず。よく見りゃ傾いてる。

削った。ついでにヘッドも組み直す。それじゃ原因特定できなくなるか?(苦笑) |
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