denchi.orgのバッテリー2012年02月24日

 ちょっとした気紛れで、放置していた「denchi.org」のバッテリー('11年6月購入)を差してみた。差すだけで本体が壊れる訳でないのは知っていたので、このところ少し保ちが悪くなった「ノートパーツショーケース」('10年10月購入)の代わりに試してみようかと思ったのである。

 ところが、これが相変わらず酷い。満充電のはずが、家に帰着してメールの2、3本やりとりしたら残量12%とかでアラート。電車内でウニの3Dデータをレンダリングでもしていたという訳ではないのに。テキストを、それもせいぜい800字程度打っただけである。今朝は今朝で、ACから外して鞄に詰め込み、電車内で開いたらいきなり83%。充電されていないのか? しかもプロファイラで見ると、完全充電時の容量は1757mAhにまで落ちていた。完全充電時の、である。急速劣化が過ぎるだろう。あんまりなのでさすがに出社してすぐ元に戻した。

 ちなみに減ってきているノートバーツ〜の方でも2873mAhあった。純正の新品は4000mAhであるからそれとて程ほどではあるが、買って2年でまだ7割だからマシだとしよう。純正品でも2年で1000を切ったのだから、実は優秀なのかもしれない。

 denchi.orgの方は取っておくのも馬鹿らしいので棄てることにする。おかしな中国製品はバラすとさらにおかしい所が見つかったりするものなのを以前の折り畳み自転車で実証済みだが、セルを見ただけで素人におかしさが分かるものでもあるまい。それにほら、最近の中国製粗悪品は何でも爆発するから危なくて仕方がない。

 そう言えば、たまに検索ワードをチェックすると、相変わらずdenchi.orgが入っており、前後の順位のリンク先を覗いても、皆一様に批判的である。購入前に調べないのかなどとは、言うまでもなく私に書ける訳がない。


読書 大道珠貴「ショッキングピンク」講談社文庫

性の描き方に独特の大らかさがあると以前にも書いた訳だが、これは短編官能小説集とのこと。本当にそのままで驚いた。作品毎にタッチが異なるので、ひょっとしてそれぞれが特定の官能小説家へのオマージュだったりするのではあるまいかと思った。


小隊司令部発

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