JEDI、折り畳みステム基部ヒンジのピン、欠落2015年04月14日

 この半月ほど、普段乗りにしているJEDIのハンドルにガタが出ていた。尤も週末に近所を30分走るかどうかという程度だし、ハンドルに力掛けて停車時に揺らしても分からない程度だった。

 先週末ちょっと離れた場所まで出掛ける段になり、やはり気になってハンドル〜ハブまでフロントを子細に点検して原因は30秒ほどで判明した。ステムの部品が欠落している。全く気付いてなかった。

 JEDIのステムは、BD-1/パシフィック18/コリブリなどと共用の折り畳み式。2つに分かれるステムの断面が板状になっており、その板がヒンジ状に繋がっている。そして蝶番の反対側の2枚の板を矩形パーツで抑え込んで止めている。絵文字にすると<=oこんな感じ。

 ヒンジは両側から刺さる2本のピンで留まっているが(というのを今回初めて認識したが)、これが1本なくなっていた。1本ないんである。

 ピンは専用品で汎用部品ではない。近いと思われる物も見当たらない。まさかこんな部品だけ別売りしているとも思えない。調べると旧いBD-1で同様のトラブルに出会している例がネット上に沢山あった。大概はステムごと交換されている。それはそうだろう。

 この折りたたみステム自体は、BD-1用の同等対策品が売られている。アジャスタブルステムは、しかし税込1.8万ほど。固定タイプで1.3万。いまここに1.3万、掛けないな。

 …作るか。作るしかないのか。でもこれ難しそうだよ。頻繁な回転や捻れの力は掛からないものの、アルミや真鍮という訳にもいくまい。当然同じ形状を削り出すのは無理なので、φ5.7の鉄の丸棒の両端に溝掘ってCリングで止める? それも自分の技能上どうなんだ。可動しない前提ならネジ切ってボルト止めしてしまえば良いか。


このレバーを倒すと、ステムが折り畳める。


左側面…穴が開いてる??


この様なピンが刺さり、溝にCリングを填めて固定する。ピン穴は実測φ5.7mm深さ12mm。内側に飛び出す部分が4mm以下で、その部分にリングの溝を掘らねばならない。いや、無理だって。
 取り敢えず、ここ解決できるまでJEDIには乗れない。参ったな、そうなるとネジや丸棒買いに行くのもRC20か。

小隊司令部発

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