ステム基部修理代、工具代込み1,790円2015年04月22日

 前回、普段乗りにしている小径車JEDIのパーツ脱落が判明したという話を書いた。ハンドルステム基部の折り畳みヒンジのピンがなくなっており、実は下手すると走行中ハンドル部が根から倒れたかも知れないという状況だった。しかしさすがにこんな専用パーツは簡単には入手できないだろうという事で自作かと覚悟を決めていた。

 それが、あっさり入手できた。Y's road上野本店の小径車コーナーにあったのだ。素直に有り難いと思った。ステムそのものが対策品に変わってから何年も経つはずだし、年間幾つこんなパーツが売れるのかと思うが、まさか店頭在庫とは。これがJEDI単体ではこうはいかなかっただろう。BD-1と共用で助かった。

 週末は午前中の用事が重なったため日曜の作業となった。尤も必要不可欠な工具を先に買わねばならなかったので、結局はそうなっただろう。ピンを止めるCリングの着脱をするためのスナップリングプライヤーがうちにはなかった。自分自身で意外な感じだった。というのも同好の士はご存知の通り、トイガンにはEリングなどのスナップリングは多用されているからだ。どうやって脱着してたのだったか。

 いざ買おうと思うとそれなりに種類があり戸惑う。最寄りの大型DIY店では1社の物しかなかったが、それでも10種はあった。取り付け箇所の違いでリングを拡げる「軸用」と狭める「穴用」があり、それぞれにサイズがあり、それぞれに先の真っ直ぐなのと曲がったのがある。

 スペースが狭い箇所の作業のため難航したという話がネット上にはあったが、私の場合はあっさりと終わった。ピンの溝の精度にいまいち不信感が拭えなかったが、自信もないのに切り直して失敗しては元も子もないのでそのまま組んだ。

 買って8年保っていたのだから、まあ暫くは大丈夫だろう。

スナップリングプライヤー。1,580円か…。

クリーニングのために一度上部を外したステム基部。

手前が新品、ステム取付用ピン170円。クリップは40円。


ピンセットで指している隙間に見えるピンの溝にクリップを填めるが、ピンの刺さり具合に幅があるので作業はそれ程大変ではなかった。

小隊司令部発

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