鶏白湯三連星? 小川町 鶏白湯しら川2019年06月15日

 ランチを食べそびれた午後、アイドルタイムでもやっているのを見掛けて立ち寄る。確か今週オープンしたばかりの新店だが、店頭に花や告知看板の類などがないこともあり、毎日前を通っているのに意識していなかった。「下松ラーメン 五つ星」の居抜きで、ベースカラーなどもほぼそのままの体裁なので、別の店と気付かない人もいるのではないかと思わなくもないが、全く別の鶏白湯を前面に出している。それにしても鶏白湯の相乗効果でも狙っているのか、このブロック内にある4店のラーメン屋中3店が鶏白湯の店になった。

 先に謝るけれど、他の方のレビューがとうに上がっていると思っていて、基本情報を書き留めたり券売機を写したりしていなかった。申し訳ないです。

 しかも頼んだのは「しら川つけめん」。最初であれば最スタンダードなメニューにすべき所だが、どうしてもつけ麺を食べたかったので。

 カウンターのみの店内。食券を買ってる間にお冷やでスムーズに座席指定。5分程度で着丼。早いな。しかし麺は器ごときりっと冷えていて、一方つけ汁は器ごと熱々になっている。非常に正しいつけ麺だという印象を受けた。具は別皿で、鶏肉、キクラゲ、ネギ、タマネギ。苦手なタマネギを少量残してつけ汁に投入する。

 よく締められた平麺の食感が良いなぁ。壁面の但し書きには、卓上のオリーブオイルをほぐし水代わりに垂らすのもお勧めとあったが、なんか合わない気がしてやめた。すり鉢状の丼だと麺は少なく見えるものの結構量があるが、最後まで掬いにくいということはなかった。そして、こちらの店、なんと替え玉がある。いやしかし今回はあまり腹が空いておらずやめておいた。

 鶏白湯の能書きも壁面にあったがこれも撮らなかった。すみません(誰に謝ってる?)。臭みがなく甘味のある云々という文言があり、確かに旨いのではあるが、つけ麺のつけ汁のためそうなっているのか、私には随分と塩味が強く感じられた。あと焼き鳥状の鶏肉は、ちょっと固めの食感という印象を受けた。

 オペレーションは、威勢良くしゃきっとした印象の40-50代の男性2人にシフトのバイト1名体制の様に見える。


遠目には居抜き元の「下松ラーメン 五つ星」そのままのファサード。


しら川つけめん 900円


卓上調味料。右端のオリーブオイルが珍しい。左端のラーメン醤油は替玉で味が薄くなった時用とのこと。


替玉は半玉からある。逆に、大盛りという設定が無い。

 メニューも人もそう悪い印象がない一方で、冒頭の告知の話の様に情報提供に不備なところがある。店内に掲出されている情報が文字のみなので、正直どんなものが出て来るのか分からないのが難点。メニュー写真くらい貼っておいた方が良いのではないか(店頭に2点のみ。6/6の訪店時にはなかった)。またチラシもショップカードもないので店のことを人に伝えられないし自分でも記録が出来ない。求人広告を見ると個人ではなく法人になっているが、本業は他にあるのか飲食店の運営についてはどうも結構素人の様である。

 ただどちらにしても、アルコールが一切なかったので基本的にリピートはあまりないかな。<そこ?

 ところで、ショップカードもなく電話番号が分からなかったため食べログの新店登録が出来ず、訪店から1週間以上経ってしまった。問い合わせをした運営からも結局返事がないまま他の人が上げてたのだけど。あまり出鱈目に情報上げられても困るので仕方ないとは思うけど、電話番号非公開の店も多いのでこのシステムどうにかならんのかな。「ラーメンデータベース」では電話番号不明のまま6/3には記事が上がっていたというのに。

鷄白湯 しら川ラーメン / 小川町駅淡路町駅新御茶ノ水駅
昼総合点★★★☆☆3.0

小隊司令部発

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