かっぱ焼き2017年04月24日

 最近、週末は谷中を散歩することが多い。散歩と言ってもよみせ通りの日本酒バー福助の店頭で、一杯やりながら道行く観光客を眺めているだけだが。

 通りにはコシヅカハムの千駄木腰塚がある。初めて食べたのは自家製コンビーフだったが、これは絶品だった。一人で買って食べるのには向いていないが、そのうちまた食べたいといつも思っている。

 こちらの店頭では週末にフランクフルトなどを焼いて売っている事がある。卸肉屋のフランクフルトを焼きたてで食べる。これでこのまま呑めればなぁ。まあ店頭に行く前に既に呑んでいるのだが。

 先週、いつもと違う香りがするなと思っていたら、その日は味付けした焼き肉にキャベツを添えて売っていた。「かっぱ焼き」と言うのだそうだ。周辺に漂う香ばしい香りのタレに甘い脂とがっしり肉々しい肉。これキャベツもっと欲しいな。ていうかビール欲しいぞ。(右写真:500円)

 後で調べると、牛の前腹の皮と脂身の間にある赤いスジ肉を「かっぱ」と言うのだそうだ。知らなかった。皮下脂肪の外側に薄く纏う様に付いている部位なので「雨ガッパ」が由来となってそう称しているのだそうな。牛1頭からは僅かしか取れない稀少部位で、あまり出回らないそうだが、安くて肉の旨味が濃厚で、通の間では人気が高いのだとか。

 これが「かっぱ焼き」となると、どうも主に近江牛を用いた滋賀の名物が有名らしい。他の産地にない訳ではないが、調理法などは少し異なっている模様。部位としてはやや固めのため煮込みなどがポピュラーで、焼く場合は薄目に捌くものだと書かれている場合があったが、千駄木腰塚で食べた物は全然違って、脂も一緒に焼いているからか、漬け込みがしっかりしているからか、全体に柔らかかった。

 食べ歩き推奨の通り(?)なので、またこれに出会したら、斜向かいの福助でテイクアウトビールを頼もうと画策中。

小隊司令部発

←HTMLのアーカイブ版はこちら。ブログのコメントは、いつでもいつのにでも大歓迎。また、BBS「連絡所」もあるのでご利用を。