下向き2008年07月15日

 明け方の雨はすぐに止み、照りつける陽で地面も乾いたが、それでも夕立の予報を信じて傘を手に持つ人が目立つ月曜の朝。そんな中で開いた傘を持つ人もちらほら見られる。勿論日傘である。

  一般に、日傘は女性の物である。なぜか。男性は陽に焼けることを大して気にしないからだろうな。そもそもあんな傘で日焼けなんか防げるのだろうか。強烈なアスファルトの照り返しには無効である様に思うし。

  しかし陽は圧倒的に上から降ってくるもの。それは実感できる。多摩サイを羽田まで走った日曜の午後、膝の上の方だけが焼けているのを見れば、ああ上からだなとわかる。

  珍しく日曜の午前中をまるまる使えることになり、長距離=多摩サイと短絡的に出掛けてしまった。よくよく考えてみれば、こうも陽射しの強い日は木々が自然の天蓋となる多摩湖周辺を走った方が良かったのだろうが、これも実のところ夕方に自分の膝の日焼けを見るまでは思い付かなかった。

 若い頃は特に陽に焼けにくい体質だったせいか、日焼けに無頓着なところがある。しかし中年となりスポーツとして自転車に乗る様になってからは気をつけるようになった。

 往路は、道を譲ったら礼儀正しく挨拶をされたり、休憩所で見知らぬ人と談笑したりということがあったのだが、帰路は傍若無人な野球小僧に眉をひそめたり、耳を塞いだままふらふらと走るランナーを避けて走ったりしているうちに例によって気持ちが下向きスパイラルに入りかけた。その時、目の前で高級車で立ちゴケした人がいて、バツが悪いだろうなと思い、つい「大丈夫ですか?」なんて声を掛けたりして、少しは優しげな気持ちを取り戻したり。

  小石一つをいちいち気に病む様なところはどうもなと考えながら、路面の小石を細いタイヤで踏まぬ様、気にしながら走った。


RC20の記録
多摩サイ、羽田 走行時間186.46min/走行距離77.70km/平均速度24.9km/h/最高速度53.9km/h/総走行距離3701.8km


1時間での休憩はちょうどこの場所。日曜の私にしては珍しくまだ9時前。いつもなら娘達とアニメを見ている時間。

折り返し地点。丁度昼時には帰れる…かな。

ちょっと無理矢理な付け方ながらルイガモに前カゴが付いた。ブリヂストンの小径車用を例の自転車屋で有り物ステーを使って取り付け。

読書 重松 清「きみの友だち」新潮文庫

大人になると「友だち」になぜか「思い出」に似た響きを覚えたりする。大人の友だちのことは、なかなか「友だち」とは言えないからか。友人、知人、気取って知己とか、それならまだ良い。○○で一緒の人とか、○○関係とか、そんな風に言ってしまうと友だちとは違う気がする。大人はなかなか友だちにはなれないのかも、なんて思っていたが、いやいやどうして、子供だって「友だち」なんてそうシンプルになれるもんじゃないさ。 そういえば、間もなく映画公開。>公式サイト


小隊司令部発

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