
「これからの広告はツイッターだろ」と、その手の新書を片手にうちの社長が言う。半分冗談なのだろうという気がするが、そもそも冗談のしつこい人なので、当面は言い続けるのだろうなぁ。元は、お得意の大手ホテルの広報宣伝の方が話題にしていた事だったと思う。
私の意識が低いのだろうか、ツイッターをそういう意味では大して重要なメディアだと考えていない。現状、消費者への影響力は拡大しているのだろうが、特性自体が付和雷同的であまり信用できない。広告それ自体が付和雷同を誘うものであろうというご意見には、然りと。何にしても仕事の種という意識自体が低い。ま、うちは平面媒体の広告制作屋な訳だが。
とか言いつつ自らやっているのは、面白い場合もあるなと思っているのと、やってみないと分からんだろうという思いからである。別に否定はしていない。広告としては鬱陶しいというだけのことだ。
ところで、巷では「ツイッターってどうですか?」というのが世間話の様に出るそうだ。「流行っているのは知っていますが、やっていません」とスルリと交わすのがスマートらしい。先日も学童クラブ父母会の市内連絡会の飲み会で話題になる。もっとも、中には本欄の存在を知っている方もいるということもあり、「ツイッターもブログもSNSもやっていて、ウェブサイトもあります」なんて答えている。もっとも、社交辞令で読んで交流できる様なことは本欄に書いていないので、詳しくはお教えしないのが常ではある。
特に何もやっていない方は「人に伝えたくなるような日常を自分は送っていないから」と半分恐縮しておっしゃることがあるが、賢明だと思う。まあ私とてそうそう特異な日常を送っている訳ではないが。ただ、何かを切り取って整えて見せるのが好きなのである。そういう性分だとも言える。
もっとも、140字はあまり自分に合わない気がする。単に800字に慣れてしまったせいかもしれないけれど。
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