夏も麺類ですか ― 2010年08月09日
この時期のフード関係キャンペーンでは、涼を感じるためのさっぱりとした「涼」と、食欲増進のためのスパイシーな「辛」を強調したメニューが目立つ。私は辛いのは苦手なので、どちらかというと冷たい物の方へ食指が動くな。そんなことを考えていたら、そういえば今年は夏の定番・冷やし中華をまだ食べていないということに気付く。 という訳だが、夏の定番としてではなく夏のキャンペーンとして冷やし中華を出している店へ行った(主に政治的理由)。しかも中華の店ではなくて焼き鶏を使った丼の専門店。日頃使わない食材をそのためだけに仕入れていては割高になってしまうのでなぜと思ったが、メニューに「地鶏の煮込みラーメン」があるからそこからの食材転用だろうか。しかしこの変わった形の器は多分これだけのための物だろうしなぁ。だなんて考えながら食べるのは食への関心とはベクトルが違うか。 その様に食自体への関心はそもそも薄い私なので、一人で食べる時は面倒くさくない簡単な物で済ませてしまい、この時期は「もりそばでいいや」みたいに終えてしまう事が多い。いや、時期にはあまり関係ないか。いつもか。もりそばと言えば、私の場合は呑んだ後の定番メニューでもある。何も格好付けて老舗の蕎麦屋で〆の蒸籠を手繰る訳ではない。大概はチェーンの立ち食い蕎麦屋のそれだったりする。呑んだ後は面倒くさくなきゃ何でも良いんだ。 呑んだ後と言えば、〆にラーメンを持ってくる人は周りにも多いが、何せ食の細い私なので二郎へ行くことは滅多にない(それでもあるのか。しかも二郎)。しかしもりそばでは満たされない衝動を覚える時の強い味方が登場した。 ソース焼きそばのある立ち食いそば屋の「カレー焼きそば」。焼きそばにカレーライスのカレーが掛かっているだけ。とてもシンプルなのは味よりオペレーションの方かもしれないが、これ位が酔っぱらいの腹を満たすには丁度良いのである。 |
![]() 新橋鶏繁どんぶり子「冷やし中華 瓢箪盛り」1,000円(1日限定20食/8月27日まで) CPメニューにしちゃ価格の割に旨かった(それが食べ物に対するコメントか?)。 ![]() 「瓢箪(ひょうたん)盛り」の意味が分からなかったが、出てきたのは瓢箪状の重ね器。個人的には「ゲッター冷やし中華」とかの方がハマったね(笑)。 |
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![]() 富士そば「もりそば」に温玉とチクワ天。チクワは大概、七味山盛り。おばちゃん辞めて久しい西武新宿店にて。 |
![]() 飲食で並ぶのが生来嫌いなので、深夜の歌舞伎町店にしか行ったことはない。他と較べてどうであろうと私にとってはこれが二郎。アブラ増し。 |
![]() 後楽そば「カレー焼きそば」460円 「スープ」を名乗る単なるそばつゆが、実はほっとしてそれなりマッチ。 |
![]() ![]() アル中治療の最終段階がなぜ体験談発表なのか。アル中に至る道程の確認は、やもすればそうなったことの肯定にも繋がる。だが、だからこそ乗り越えられる段階になったからこそ行うのではないかと想像。私にはそれ程のことは何もないよ。だから“依存症”じゃないってば。 |
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