鉄塔 ― 2014年02月23日
| 自宅近くの通りから大きな鉄塔が見える。特に変わった鉄塔ではなく、送電線の鉄塔には違いないのだが、巨大さの割には架かっている送電線が疎らなのでちょっと変な感じがする。 そこにはかつて巨大団地があったのだが、再開発が遺跡発掘という漫画みたいな理由で中止されてもう10年以上経つ。管理事務所代わりに使うため残された棟を除けばほぼ全てが撤去されたのだが、敷地内の鉄塔は残されたままだった。広大な敷地の巨大団地なので鉄塔も1本ではない。送電線の疎らな鉄塔が、住宅地跡の野っ原に何本もただ突っ立っている姿はちょっとシュールな気もする。 鉄塔は電力会社の物で団地の撤去とは無関係だろうが、全く異なる形状の建物群が出来る計画(だった)なのにそのまま使う予定だったのだろうか。大規模開発と言っても鉄塔は変えないものなのか。私に知る由もないが。何故いまそんな話を書いているかと言うと、浅い角度で強く陽の差すこの時期、朝の時間に照らされた鉄塔が強く輝いて綺麗なのである。尤もその時間は慌ただしく出社する時間であり、いや慌ただしくしなくてもいいのだが、いずれにしても悠長に景色を撮影している時間ではない。 それに、繰り返し見掛けるちょっと良いなという景色も、いちいち覚えていられる訳では無い。そういう物は、ふと気付くから良いのではないかという気もする。 この鉄塔の幾つかは、某団地フリークサイトに30年程昔の写真がアップされていた。果たして架かっている送電線の量は当時と変わらない様だった。今が寂れているからという先入観で少なく感じただけらしい。人様のサイトを見なくても、多分近所の写真くらいどこかに残っているだろう。ひょっとしたら、今と変わらず綺麗に強く輝いているかも知れない。 後日少しだけこの送電線を辿ってみた。「鉄塔 武蔵野線」みたいだ。ちょっと走った位では鉄塔の形や送電線の本数は変わらない様だった。事実誤認があったので追記。団地跡地のデベロッパーは“検討中”の再開発に向けて昨年夏から今年初めに鉄塔の移設を行い、終了していた。だから目に付いたのかも知れない。勿論何をどこに移したのかは分からない。('14.3.29) |
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