修理に出していた鞄が戻ってきた。ファスナーが壊れたのでその修理と、革の縁もばらけてきていたのでついでにその処理も頼んでいた。
バスタブは自分で修理するが、鞄は専業者に任せることにした。革鞄のファスナー付け替えは素人には無理だろう(バスタブはどうなんだ?)。革細工が多少出来る位では手を出せる作業ではないだろうし、そもそも私は革細工など全くしたことがない。
縁の処理に関しては「革マニキュア」を買って補修したという話をだいぶ前に書いたが、これはやはり対処療法に過ぎずあまり効果的ではなかったので、ここも併せて依頼することにした。コバ塗りという作業だそうで、これはコバ塗り剤というのを専用の道具を使って塗る様である。
ファスナーのタブ部分がブランドのロゴ入りなのだが、色形が気に入っており違う物に替えられては厭なので、購入した百貨店経由でメーカー修理に出した。そのためか結構時間が掛かってしまった。その上に当初の予定より1週間ほど遅れたものの、上がりの方には不満がない。さすがに綺麗なものである。お恥ずかしながら結構煙草の臭いが染みついていたのだが、全体にクリーニングもされており、これが消されていた。
修理費税込15,750円。5万円ほどの鞄本体の価格からすれば、これ位は掛けても許せるかという、まあ妥当なラインであろうか。本欄によれば鞄は05年7月後半に買ったとあり、約2年使っていたことになる。今まではそれが買い換えサイクルだった。もっとも、これでまた2年使えるという訳でもないんだろうが。しかし同じ物を買い直すことはできない。「アクアスキュータム」は去年辺りに定番商品のラインナップから緑色を外してしまったそうなのだ。何のためにこんなブランド品(と言ってもライセンスだが)買ったんだかと。それにまた一から探すかと思うと、まだ暫く先の話なのに面倒臭くなる。 |

手前のは外されたファスナー。 |
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