PowerBook G4 AL 12"が故障した。
と書くと「またこの人は数週間前の記事を間違えて再アップしたりして」と笑われるかもしれない。笑い事ではない。引き取りから1週間で、また壊れたのである。それも全く同じ症状なのだ。
6月9日、故障後即座にアップルストアー銀座のページからジーニアスバーの予約を入れる。11時頃入れて6時間待ち。実はその朝は途中下車して戻すほどに具合が悪かったのだが、早退できなくなった。何とも間が悪い。
間の問題じゃねぇよ。
予約は5:40PM。画面には10分前には来て欲しいと書かれていたが、ジーニアスバーで待たされなかったことは1度たりともない。前2回は40分待たされた。地下鉄に揺られるだけでも具合が悪くなるので休み休みだが、それでも間に合わせようと行き45分。しかし案の定画面は3人待ちになっている。「あとどれ位待つんでしょうねーっ?」
体調も機嫌も最悪な私はカウンターに通されたが、対応はすぐになされた。つまりあれだ、予約画面の伝言をちゃんと読んでいてくださっていて事態は把握されていた訳だ。
対応は前回の受付と同じ人。多分ベテランなのだろう。こちらが毒突こうがくどくど言おうが、表情が固まったり対応が繰り返しになったりしない。こちらも具合が悪いから必要以上のことは言わないが。
前回渡された「GENIUS BAR 修理規定」と、サイトからDLした「アップル部品90日限定保証」を熟読の上、下記の内容のプリントを筐体に貼り付けて渡した。貼っておけば伝え漏れもないだろうし、馬鹿でも読むだろう。
修理担当者様
■修理履歴
本機につきましては、昨年10月、今年5月に続きまして同症状での3回目の修理依頼となります。
■症状
AC駆動で机上でも文字入力などの軽微な作業中、「キューッ」という短い音を発した後にACアダプタのLEDが消え、メニューバー上のアイコンが充電中からバッテリ駆動に変わり、以後バッテリ充電ができなくなります。
■原因と対策
この故障について想定される原因はない、というのがジーニアスバーよりのご回答であり、かつこのケースの情報自体もストックされていないとのご回答です。
■修理内容の希望
前2回の修理は、単純に故障した部品であるDC-toDCボードの交換と伺っておりますが、3度目の再発となり、よもや同じ対応はされないものと考えております。
DC-toDCボード自身の不良の可能性は低くなったのですから、Flat Rate Repare Level2で交換できうる部品すべて(HDDを除く)の交換を希望します。
前回前々回にもお願いしておりますが、この修理でHD内容を初期化する論理的な理由は全く理解できませんので、規約上OKとはしていますが初期化はご遠慮願います。
これ以上御社製品の故障による時間の損失は我慢ができません。今週金曜までに修理を完了してください。
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ここで出した希望は概ね承諾された。
DCin、DC-to-DC、メインの3枚の基盤はコンディションに関わらず取り替えるとのこと。
不具合情報については、同じ症状は確かにないではないが、原因が同じかどうかは不明。例えば再現率の低い不具合がMLB自体に潜んでおりそれによってDC-toDCボードが損傷を受けることは考えられるが、再現率は低いので確証はないとのこと。いずれにしても今回は全て交換するのだからそのケース自体はなくなるのだろう。
筐体を換えないのであれば、併せて筐体不具合によるショートなどの可能性を確認することを依頼した。以前修理をしたiBookでは、修理から戻ってきたのにフレームが折れたままだったりネジの固定が甘かったりしたので、そういう可能性も十分考えられる。
本来、前回の修理代はまるまる返金して欲しい。駄目なら今からAppleCareを無償で付けて欲しい。どちらも前出の規定では無理なことだろう。なら少なくとも90日が過ぎてから壊れたりして欲しくないのだが、これも前出の規定では無理なことの様だ。
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