スロースタート2010年06月09日

 ひと月ぶりに整形外科へ行った。鎖骨を折ったのは1月末だから、もう5ヶ月近く経っていることになる。前回の受診後は寝る時でも固定帯を外しているが、寝返りの打ち方が悪かったらしい日は肩が痛む。

 月曜朝の整形外科はリハビリの老人で溢れており、半端な時間の予約なぞ入れようものなら1時間は待つ羽目になる。医者の方も気にして朝一番の予約を勧める。クルマで行くと、4台分しかない駐車場はすぐに一杯になっており、停められずに予約時間に間に合わなくなることもある。自転車に乗れるようになってからは、自転車で通っている。

 しかし、通い始めの頃と違ってだいぶ陽気も良くなっており、着いてからしばらく汗が引かない。これですぐレントゲンの機材に背中を付けるのは厭だなと思っていると、すぐに呼ばれてしまう。

 看護師(多分、技師ではない)の中には、やけに事務的に言葉だけで位置を指定してくる人と、位置治しをするのに都度腕に触れる人とがいる。後者の人はちょっと好みの感じなので、その人に当たると少し気分が良い。口を尖らせ気味にして「もう少し右、お願いします」と言いながら手を添え、中指だけが二の腕の辺りに触れる。しかしその日は違う人だった。

 レントゲンを撮って暫く待合室で本を読んでいると診察室に呼ばれた。画面では、相変わらず楔形の亀裂がある様に見えるが、密度が違うためそう映るだけで、実際には繋がっているのだそうだ。

 「スポーツの予定は…」と、また訊かれたので「ええ、自転車に」と即答。「そろそろストレッチとか良いですよ」と言われる。しかし、鎖骨周りに有効なストレッチってどうやるのだろう。訊いたら教えてはくれるのだろうが、それはそれで面倒くさくて訊くのはやめた。

 帰路、小径車を漕ぎながら、そもそもスポーツ用のメインの自転車はまだ全然組んでいないのだったと思い出した。


小隊司令部発

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