夏のお薦めカクテル・庭呑み編2010年06月27日

 以前と較べて呑む酒の種類は増えたが、私はカクテルの類に関しては相変わらずちゃんとした物を頼まない。ウオツカソニックとソーダやトニック割り以外は、「何かのリキュールとウオツカのロック」である。

 そんな私が最近気になるカクテルがある。と言っても、出してくれる店はかなり少ない。なぜならそれは出来合いの物だから。

 一つは「ロングアイランドアイスティー」。元々は紅茶を使わず紅茶の風味を出すというロングカクテルで、ベースはラム、ウォッカ、ジン、テキーラのスピリッツ4種。口当たりの割には度数の高いカクテルであるが、実のところ味は全然紅茶ではない。いや、一流のバーで頼むと紅茶風味になるのだろうか。しかし一流のバーではこれを頼まんだろうなぁ。これがボトル入りで発売された。しかもラムで知られるキャプテンモルガンのブランドで。ふる君が面白がってBBLに出すと言うので(というか入れたら呑むと言って)呑みに行った。これが…紅茶味なのだ。こうまで紅茶味では紅茶リキュール呑むのと変わらないだろう。そして難点は17.5%というなぜか低い度数。結局スピリッツ足さなきゃならん(苦笑)。

 もう一つはビールのカクテルで、レモネード割りの「ラードラー」。昨年の夏に訪れた盛岡でベアレン醸造所直営レストランのイベントテントで初めて飲んだ。当時の記事で「常温保存が利かない」と書いていたのは誤認だったようで、専用ベースビールと国産レモンで作られた新鮮なラードラーがこの夏ベアレンから発売された。私にはラードラー(自転車乗り)という名前がまた嬉しいのであるが、低い度数(2.5%)故に自転車乗り向けというのが由来の、南独ではポピュラーなカクテルとか。勿論日本では飲んで走ったら道交法違反。6/24発送開始ということもあり外で飲める店はなかなかないだろうが、うちでは例によって1ケース仕入れたので早速冷やして庭で飲んでいる次第。

 庭呑みでいちいち混ぜてもいられないし、こういうのは嫌いじゃないんだよな。


「キャプテンモルガン ロングアイランドアイスティー」(信濃屋楽天店)
700ml 1,980円(通常価格、送別)
当然、BAR BLACK LUNGのカウンターにて。



「ベアレン ラードラー」(クラシックビール ベアレン 直営SHOP)
330ml瓶 1本400円、12本4,600円(共に送別)
撮影上の演出なので、現実にはやらないように(笑)。

読書 村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」文春文庫

「ランナーであることと小説家であることはある種同じ」という話で、ランナーと、村上春樹という小説家にある程度共感できる人には興味深い本。ただ私は、村上春樹が、トライアスロンをやっていても道具が介在するという点で自転車が苦手、という点に於いては全くシンパシーを抱けない(笑)。


小隊司令部発

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