ナポと冷や中の共通点2013年08月21日

 本欄によく登場するBグル・メニューというと、ナポリタンと油そば、この季節は冷やし中華などがある。別にBグルブログではないのだが、何につけ集めないと気が済まない性分で、つい並べてしまう。

 一見バラバラのこれらメニューに共通しているのは、突き詰める程に同じ味になるという所だろうか。だからつまらないメニューだという意見もひとつにはある。一方ではだから落ち着く・安心するという意見もある。どちらも尤もだと思う。冷やし中華なんか喜んで食べてるのは味音痴だとの意見もネットのBグル系サイトで見られるが、それもご尤もである。耳が痛いし反論は無い。

 例えば汁物としてのラーメンには、意外な工夫が結構後を引く味になったりする場合があるが、逆に油そばはちょっと何かをすると、むしろ「違う、コレ」という感じが強くなる。汁なしの麺類はそういう傾向が強い様な気もするが、どうだろう。

 例えば汁なし担々麺はあくまで汁なし担々麺であり、そもそも味の違いより辛さの違いを競う傾向にある気がする。たまに胡麻やナッツはどこへ行ったんだと思う様な物もあるが、あれは既に汁なし担々麺ではない何かなのだと思う。まぜそばの類は油そば的な物とつけ麺的な物がそれこそ混ぜられたものだと思うが、正直なところ食べ手のぶちこみ合戦であってバリエーションと言って良いかどうか。しかし一方で、焼きそばは屋台で売られる様な単純なジャンクフードであるにも関わらず意外に地域バリエーションがあったりする。

 食べ物に大して興味が無いとか何とか言う割にはまた相変わらずな記事である。というか今回は写真と記事の連動具合も怪しい。

 各写真とコメントはこの半月ばかりの間にツイートしたものからの再編なので既読かも知れない。それにしてもまぁ、こんなん食ってたら痩せる訳ないな。別に太った訳でもないけど。

肉の万世本店。酷暑の中店頭でミスト噴霧。左がカフェTRIM。右がラーメン・立ち呑みの万世橋酒場。さてどちらへ?

カフェTRIM「プレーンナポリタン(M)」500円+温玉100円+ランチビール298円 プレーンの具は玉葱のみという潔さに注意。ベーコンやソーセージ入りは「肉ナポリタン」690円を頼む様に。Mサイズ(大盛)を舐めてはいけない。

万世橋酒場「排骨冷し中華」990円 良くも悪くも普通の冷や中。たまたまか汁薄く肉薄く、そして麺が多かった。

日高屋「黒酢しょうゆ冷し麺」490円 満を持して登場した普通の冷やし中華。具が別皿。どんだけ盛り付けの手間省きたいんだ(笑)。そのおかげか驚く程安い。さすが日高屋だ。モリモリサービス券で大盛りにしよう。

神田大勝軒「冷やし中華」650円 あの大勝軒が冷やし中華。具が多過ぎて食べにくいとか、たれが酸っぱ過ぎるんじゃないかとかあるけど、普通の冷やし中華。紅ショウ代わりの彩りのトマトが甘い。

やいま「沖縄焼きそばケチャップ味」900円 沖ナポを昼に出す店が意外や勤務先近くにあった。しかし、ニラが強過ぎケチャップぽさがなくなっている。それ以前に、店頭メニューとランチの値段が違うのはアウトだろう。

小隊司令部発

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