峠と釜めし2014年11月07日

 連休に奥多摩へ釜飯を食べに行こうというお誘いが来た。私一人ではまあまず立案されない。主催者のRionさんやキルハさんの様に何か旨い物を食べに行くために走るというのも一人ならあまりしないし、せんがさんの様に坂が好きだという訳でもない。そもそも休日にあまり早起きはしない(そこか)。

 目的地は「釜めし なかい」。文字通り峠の釜めしという訳だが、結構な人気店らしかった。11時の開店に向けて、いつもの四谷セブン前に9時前の集合。奥多摩へ向かう。

 実感として、人と一緒に走ると時間の過ぎるのが早い。一人だと休憩するのを面倒臭がる上に飛ばし過ぎて疲れてしまい、後が長いというのもあるだろう。

 ところでこのメンツでいつも思うのは、みんな自転車に注ぎ込んでるなぁという事か。最近は物欲自体控え気味だが、RC20もそろそろ8年。ホイールのガタが目立つのでもう少し良いのが欲しいなと思っていたら、帰路の急激下りで前輪にシミーが発生してひやりとした(死ぬよ)。装備よりまず整備か(愛だろ愛)。

 到着は11時半頃。山奥の街道沿いの集落は、そこら中に人とクルマが溢れ始めていた。着いた時点で14組待ち…だっただろうか。店の席数は知らないが、建て構えからして2〜3回転分位か。結局1時間以上は待った。

 釜飯自体はRionさんの話通り数分で出てきた。その時間帯の選択肢は3種になっていたが、下部分は共通で、ある程度拵えて置く様だ。でもそれなり旨い。ボリュームが結構あって熱々なのが少食猫舌な自分にとって逆に残念だったが(笑)。


往路休憩。左からキルハさん、せんがさん、私。(Rionさん撮影)

「この下りは喜んで良い下りなんすかー!?」と叫びながら峠を進む。(Rionさん撮影)

奥多摩大橋北側の河合交差点近くから青梅線を望む。キルハさんのBMCとRionさんのデローザに挟まれて。

奥多摩町都道202号線沿いの「釜めし なかい」。

小駐車場を一段上がった中庭に素朴なれどバイクラックあり。

きのこ釜めし1,550円<釜飯/水たき/漬物/刺身コンニャク/ゆでまんじゅう> この場所にこの内容でこの価格は、結構満足度高い。行列も頷けるけど…。近くに自販機もなさそうなので、ボトル必須の自転車野郎以外はポット持参がお勧めかも。
 例によって夕刻帰宅のために途中で抜けさせて貰う。時間の心配をさせて申し訳なく思いつつ。帰路は長くつまらない道だろうなと思っていたが、往路と違う平坦の多い青梅街道のためか、なんと半分の1時間半程度で家に着いてしまった。

 しかし逆に、1時間半で一人で奥多摩に来ても特に楽しい事はないだろう。たまに人と走ると道も楽しいし、飯も旨い。

RC20の記録(初アップ時に忘れていた…)
走行時間3h51min/走行距離94.02km/平均速度24.3km/h/総走行距離13,621km
峠昇ったのになんだこのアベレージ(W

小隊司令部発

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