世代的には自分はガンダム世代ど真ん中のはずなのだけど、つい最近までいわゆるファーストしか観ておらず、Z辺りでも設定すら知らずにいた。
そんなだからガンプラも、最初期のモナカを中学生時分にちょっと作ったくらい。その後はネタ的にクリアープラの1/100ザクを組んだことがあるのを、自サイトの記録で思い出すという程度だった。
そもそも集め始めるとキリがないタイプなのだが、同一メーカーが同じモデルを繰り返しモデルアップして、しかも出す度に違うというのがコレクター心にはツボだったのだという気がする。
そして、何事にも先達はあらま欲しきことで、近しい先達(やすさんとかたぐちさんとか)がいたことが幸い(災い?)した気がする。そのツイッター上のやりとりで知ったのがこの製品だった。検索で見落としていたのだが、他製品との差異が分からなかったのだった。
HG(ハイグレード)と称する、1/144多色成形+ポリキャップ可動製品の、初めてのザクが実はこれだった。当時は作品毎に出されていた様で通しナンバーはない。元型は1/100のMG(マスターグレード)と言われる。これは前出のクリアーの物がそのバリエなので見比べた。スケールが違う故にいろいろ違うがフォルムとモールドは同じだった。
J型(地上用)とF型(宇宙用)のコンバージョンだが、足首近くのスラスターと手首近くの形状が異なるだけ。MGでは違っていた背面ノズルも同じになっていた。
この製品、どうも造形に難があるらしく、部品の合いが悪いと書かれていた。MGは文句のない出来だったが、縮小型を作る技術に問題でもあったのだろうか。確かに最近のHGUCシリーズと比べてしまうと組みにくさはあるが、充分お手軽だとは思うけどな。98年の製品だから、無理もない気がする。
それよりこの製品、成型色が好みだな(塗らない言い訳か?)。

MGの1/100ザクと。
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機動戦士ガンダム第08MS小隊 MS-06J ザクII(HG) (1998年4月)800円(別)

RGを含めても、以前に唯一コクピットを再現している1/144のザク。

元になった1/100MGと同様に独特のオフセットされたマガジンは「第08MS小隊」独自のバージョンらしい。しかしこれどうやって給弾してる設定なんだ?(苦笑)

どうせならこの膝の構造も流用して欲しかったところ。

腕のコンバージョン、J(奥)とFでこんなにもモールドの出来が違うって何だこれ?

箱出しで組んでこれは…、確かにないなぁというズレ。
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