ザクⅡ改 Bタイプ ユニコーンver.(限定品)2017年05月28日



左からオリジナル、ユニコーンVer.、ギラ・ズール。オリジナルは余りに酷い色なのでグレー系の部分は塗ってしまって正しい比較にならないが、無塗装部分の色の彩度だけ比べてもUC Ver.がまともなのが分かる。以前の記事で適当に黒にした胸部、ランドセルや足はガンダムカラーのファントムグレーに塗り直している。
 プレミアムバンダイでの予約告知は大々的だったのに、発送日はメールで1回知らせが来ただけのため、忘れてこそいなかったがいつか届くだろう位にしか思ってなかった。何せ3月頭に申し込んで届くのが5月後半って、受注生産かよと。

 ザクⅡFZ(ザクⅡ改)は、元は単にOVA「0080 ポケットの中の戦争」('89年)向けのリメイクデザインだったはずが、あまりに見た目が違うのと、プラモ商品展開の都合による後付け設定によって別バリエとしたとか。昨年買った時はそれすら知らなかった。出渕裕氏のデザインは割と好きなのだけど、初めて見た時(昨年w)これはザクではないよなぁと感じた。何より色彩設定が酷くて閉口した。なんでこんな彩度なんだと思った。

 後にこのFZは「ユニコーンガンダム」('00年)の“ジオン同窓会シーン”に2カットだけ出るのだけど、それをモデル化したのが今回のプレミアムバンダイ限定のユニコーンVer.。成型色がUC設定で、ギラ・ズール等と同系統の色味になっている。

 手持ち武器も作中に合わせてバズーカが加わっている。武装セットのEランナーには「HGUC1/144 MS-06RザクⅡ」とあり、調べるとHGUC三連星やシン・マツナガ機等のEパーツの2/3を流用した物だった。

 サイズがおかしいと不評のMMP-80 90mmマシンガンはランナー上そのまま。ちなみに同型銃は他にはHGUCのリックドムⅡ、ドムトローペン、そしてザクⅡF2に付属しているが、いずれも二回りは細身となっている。

 UCのFZ頭部はBタイプという独軍ヘルメット風。オリジナルの時から両方付いているのは、元が漫画「ギレン暗殺計画」('07〜'10年)に描かれた物のため。

 主には成型色違いなので塗装派の人にはあまり意味のない製品かも知れないけれど、パチ組み派の私は大満足。色味が違うだけで随分格好良くなる。まあ、劇中ではあっさりやられちゃうんだけど。


'17年5月発売 1,400円(別)。限定品の単色パッケージが渋い。

ランナーを眺めても怪しい色のパーツはない(苦笑)。

武器セットのランナー。元は06R用。

UC劇中の装備はバズーカのみの様だった(拾い絵御免)。

比較ポーズ。動力パイプ、グレーでしたけど?…。

MMP-80 (オリジナル付属品)。F2付属品(下)との比較。

小隊司令部発

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