卒業式2018年03月20日

 今日はもんちゃんの卒業式だった。なんか寒くて長かった。そもそも事前に配布された式次第からして開始時刻しか書かれておらず、いつ終わるのかが分からなかった。取り敢えず会社は休むことにしていた。式は昼過ぎまで続き、謝恩会の類も特になかったのでそのまま帰ってきたが、やはり休むことにした。

 卒業式が終わった後は、体育館に記念撮影のため集まった。長女の時ほどは保護者間の繋がりはなく、大して知った顔もなかった。4人ほど挨拶をすると手持ちぶさたになる。式の最中に見掛けた妙に艶っぽいお母さん(にしては若かったけどな)はいない様だった。何見てるんだか。

 やかましい太陽の様な長女と対照的に、次女もんちゃんは曇りの日の木星の様だ。とは言え友達がいない訳ではなく、極めて仲の良い美術部の仲間数人と固まっていた。そもそもあの子、部長だったんだ。友達のお母さん方に急かされるままに写真を撮られていた。妙な光景である。

 成績が悪くて公立は勿論、あまり“程度の高い”高校には入れなかった。でも、好きな美術に特化した学校なので、その部分では楽しく過ごしてくれるだろう。そうである事を願う。願うと言うか、親なのでそれをしっかり支えないとならない。

 それは果たして順風満帆となるだろうか。なって貰わないといけない。なぜいけないかというと、それが親の責務だからだ。私に出来る親の責務がどの程度かは分からないが。取り敢えずジョイントが壊れた風呂の扉を何とかしないとならないだろう。まずはそれが今日の親の責務だ。

 記念撮影の写真の中で、もんちゃんは屈託なく笑ってはいない。それはキャラクターだから。だけど代わりに彼女は、漠然と幸せな未来を見ている気がする。それは屈託がない笑顔と同じだし、順風満帆な気持ちと同じだろう。

 中学卒業おめでとう。父より。

小隊司令部発

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