長距離梯子2006年08月31日

 久しぶりにShot Bar ZOIDへ。1年以上行っていなかった。某所のようにもう行くまいと心に決めていたわけではなく、会社から徒歩5分かそこらなのだが、やはり「メイドさん体制」が苦手で…。平日なら彼女たちもバーテン装だし、たまにはマスターの顔でも見に行くかと行ってみれば、入り口に「プチメイドデー」と。入ると「お帰りなさいませー」と。しかもマスターいないし。携帯にメールしたら野暮用だと。モニターに流れる「バットマンビギンズ」を眺めながらメイドさん2人相手に他愛のない話をしばししていたら他のお客もぱらぱら来たので店を出た。

 新宿で降りたがまだ早い時間だったのでBAR BLACK LUNGに。ふる君がピンだった。火曜のおくちゃんがそろそろ辞めるのだったなぁとそんな話をしていたら、そういえばクリシュナの美樹ちゃんも今月一杯かと思い出す。しかし今夜はG街はやめておこう。妻に返すためにそこそこに現金を持っていた。こんな時に寄り道をしてはいけない。店を出ると真っ直ぐ西武新宿駅に向かう。

 で、なんのことはない地元のHに寄ってしまう。前を通ると自転車が何台も停まっており、これはと覗いてしまった。するとカウンターは埋まってるは、ソファー席も1つ埋まってるはで大盛況。いつもなら半分寝てるHさん(エアガンの整備でビールをご馳走になった、あの人)が1人なんてこともあるのに。確かに今夜は珍しくバイト嬢が2人入る予定ではあったがこんな極端に客が集まるものなのかと驚く。みんなに「ほら来たよー」と笑われる。しばらくするとMちゃんと新人の娘が続けて入店。目的を果たした気になって店を出た。いや、目的ではなかったんだが。

 翌日にこれを書いているが、Hの新しい女の子の名前が思い出せない。しかもBLACK LUNGに寄っていたことすら忘れかけていた。やれやれ。

読書 清水博子「街の座標」 集英社文庫
 若い頃の作品ということもあるのか入り組んだ文体と攻撃的な批評が鋭いとも痛いとも言える。以前文芸誌で短文を読んだことがある程度だったが"なに買い"なのかは分かる人のみ(笑)

小隊司令部発

「栴檀林小隊」各トップページの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。
本欄のバックナンバーはブログ以外にもジャンル別に読める「公文書」で。