携帯と介護用品で戦争。もしくはその逆。 ― 2009年11月26日
少し前の話だが、ロンドンでDSEi(ディフェンス・セキュリティ・エクスポジション)が開かれた。いわゆる兵器見本市である。ある種映画や漫画でしか聞かない様なイベントだが、実在する。実在どころか、こういう場だからこそ出品物には社会情勢の諸々がリニアに反映されており興味深い部分もある。 |
|
次に目に止まったのが歩行補助具の様な物。米ロッキード・マーチン社のHULCは人が装着して重い荷物を運ぶための脚力補助ロボットスーツ。名前は超人みたいだが(スペルが違うか)細身で小さく畳める。駆動音を減らすのが課題というが、後方用には問題ないだろう。
1人で運べない大きな砲弾もキャリアを付けて運べると謳うが、しかし“手”が付いていないから装着者自身は簡単には持ち上げられないのが片手落ちだな。 |
「お姫様だっこくらいできなきゃね」 「それ、目的外利用じゃねぇのか?」 |
ともあれ、昔読んだ絵本の「戦争好きな王様の国はすぐ戦車に出来るからトラクターが多い」のロジックは間違っていると確信しているので、そう簡単にT-800は出現しないだろう。 |
|
本欄はサイト内の各コンテンツの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。バックナンバーは「公文書」でもどうぞ。ブログ部分は「人気ブログランキング」に自転車カテゴリーで参加中。ワンクリックのご協力を。 |
最近のコメント