ママチャリも、たまには弄ろう2009年11月29日

 雨の休日は、自転車は乗らずに弄るものである。しかもお誂え向きに留守番の日だった。

 これでレオパードも完成に近付くかと思いきや、おもむろにママチャリとか弄りだしたりして。やらなければならない事から無意識に逃げてしまう性格なのだ。「あの子は子供の頃からそうでした」と母なら言うだろう。

 しかし弄って良かったよ。自転車って整備しないとこんなに悪くなる物なのか?

 まず妻のパス。特に異常なく注油と洗車のみのつもりが、よく見ると荷台基部のフレームが歪んで塗装が剥がれていた。もう後ろに子供は乗せないとはいうもののこれは…。荷台を持って方向転換するには車体が重すぎるのだ。過去に1度荷台が折れたくらいだからな。

 次は稼働率の低いモモチャリ。なんと変速しない。よくある内装3段だがレバーが固くて動かない。まず後ろのカバーを外すが異常はない。次にレバーをバラすがこちらもおかしな所はない。なんと、ただ単にオイル切れでワイヤーの動きが渋くなっていただけだった。しかもインナーワイヤーに錆びはないのである。ただこの内装3段用のケーブルが曲者で、注油が面倒。タイコが両端に付いているため引き抜いてスプレーひと吹きという訳にはいかない。仕方ないからボトルからちょびちょび垂らしては数センチ幅でワイヤーを出し入れする。ハンドル変更でケーブルの取り回しに無理が出ていたためだろうか。となると原因は自分にあるのだが。

 続くルイガモはどんな不具合も遠因は自分にある。何せバラしてフレームから組み立てた当人だからな。ブレーキの片当たり位はまだしも、ヘッドのがたつきはまずかった。点検して良かった。

 最後にJEDIのケーブルを総取っ替えして終わり。それがメインじゃないかという気も。ハンドル側3ヶ所にバナナ管を咬ませケーブルの取り回しも自然になり、変速(特に巻き上げ)の軽さに驚く。

 ここまでやっても雨が降らないんだが…。


荷台が保っても土台がこれでは…。

乗らなさ過ぎて固着したのか?

ブレーキを握り前後に振るとフォークがガタガタした。

バラしたついでに、褪色で薄ら白くなっていたインジケーターを塗装した。もちろん緑に(笑)。

小隊司令部発

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