「油そば」か「まぜそば」かはともかく。 ― 2015年04月02日
油そば好きの私としては「まぜそば」と聞くとどんな違いがあるのだろうと構えてしまうが、名称だけの違いで、大した意味はなかったりする事が多い。 実はこの店「麺や葵」、随分前に一度だけ入った事がある。通勤路線途中という利便さもあるし、不味かったという記憶はないのに寄らずにいた。後で自分のブログを調べると3年半も前の事だった。 今回ちょっとした気まぐれで立ち寄ったのだが、MDは多少変わっていた。盛られた魚粉ともちもちの太麺は微かな記憶通りだが、ベビースター風の具がないし、チャーシューはブロック状だったはずだ。油そばの定番である酢とラー油のボトルが出てきたが、前はなかった。尤もあれから3年半も経っているのだからそういう違いは生まれるだろう。 だが、あれと違うがこれも良いとなれば勿論良いのだが、ラードタレではなく濃い目のスープなのは以前通りとして、妙に甘い。砂糖盛ってないかという種類の甘さだ。油そば感覚で酢なんか振りかけていたら合わなかっただろうなと思いつつ、ラー油の存在に助けられた。チャーシューに関してだけはこっちの方が好きかも。 |
まぜそば(200g)830円 連れは濃厚中華そば850円。「ビールが薄かった」えっ、そこか? |
そんな訳でMDはそれなりなのに点数が低めなのは、3年前と相変わらずで接客が残念だから。入るなりまず食券をと案内されるのは一方通行の狭い店内故当然だろうとして、買い終えた時既にテーブルにお冷やが置かれていて、これは以前と違って無言ではなく「こちら座れます」と案内されたからまあいいとして。無言で客の目の前に物を置くとか無言で背後から客の目の前に手を伸ばしてボトルを回収するってどうなの? 雑誌で紹介されたとか著名人の色紙とか、そういう壁面のスクラップは私にはどうでもいいから。 「あの時のおじさんでなくても嫌な感じの接客だったね」と連れが言うので「いや、前もおばさんだったよ確か」と返す。まさか3年前と同じ人が同じ接客していてまだやっているのだったりして。飲食店はまず場所ということならやれやれだ。 関連リンク 日暮里ブルース〜油そばは死んだか? ― 2012年08月08日|小隊司令部発 麺や葵 日暮里駅前店 (ラーメン / 日暮里駅、西日暮里駅、三河島駅)
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