カプセル素体の素ボディを複製2016年03月27日

 エポック社のカプセルトイ「カプセル素体 素ボディ&レーシングカート」発売日に4個買った。その内1個にパーツが足りなくて組めない物があった。カプセルトイのパーツ点数として30点はきついのかもしれない。300円の玩具の話であるし、ちょっと遊んでみる事にした。

 件のパーツは素体の背骨になる脊髄パーツの下半身で、上半身の穴に挿さって回転し、腰のパーツを繋ぐ。挿さる部分の精度がある程度あれば、大したモールドもないので複製には楽なパーツと言えるかも。おゆまるの型取りで他の個体から充分複製できそうだった。成形は黒いポリパテがあれば楽だが家には黄色しかない。試しに成形もおゆまるでやったが、まったく問題なく自立もした。

 ここまでが前回の記事。3日後プラリペアの別売リキッドが届いた。パウダーだけ沢山余っていたので、これで成形することにした。

 型はおゆまる成形用の片面押し付け用だったので、パーツを包んで切り分けるやり方で新しい型を作る。カッターで原型を傷つけるリスクも高いのだが、なにせ手っ取り早く出来る(雑な性格だ)。

 ここでプラリペアのニードル付きボトルがない事に気づく。ニードルの先に染み出した液で掬い上げられるだけの分の混合液が出来てそれを成形部に垂らすのだが、私はこれが苦手なのだった。

 液は適当な小径パイプで移し、粉は割り箸の先を削ったもので掬って先に液を入れて上から振り掛ける。こうすると混合率が悪くなりそうだが、艶の消えないぎりぎりを見ていれば適量は分る。

 両方の型に注型して適度な固さになったらしいところで貼り合わせる。はみ出た分はバリになればいい。ダボ穴(ズレ止めの突起)もゲート(注ぎ口)もない。こういうのは良い子は真似しない様に。

 メーカーにはパッケージ不良を連絡していたが、数日で代替品と不良品返送用封筒が同封されて送られてきた。短いお付き合いでしたが楽しゅうございました。プラリペア成形の練習になった。

型取りの注意点としては、1箇所から押さえつけて拡げること。包みやすくシート状にすると逆に型が取りにくい。

おゆまる製と交換。下部の穴はリューターで。

エポック社から届いた代替品と詫び状。

カプセルトイが添えられていた。「鮭を咥えた熊」は北海道生まれの母にあげた。

小隊司令部発

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