浴室の折り戸2017年12月10日

 ある日階下から「ガタターッ」と騒々しい音が聞こえた。浴室の折戸がレールから外れて倒れる音だ。確かにこのところ開け閉めが不調だった。

 そう言えば、浴室のドアは割に最近も壊れたのを修理したな。自分の記憶があやふやなので、記録を辿った。つまりブログを検索して読み返したのだけど。

 そうすると、最初に浴室のドアを修理したのは6年前の記事だというのが分かった。それも10月〜11月辺りのことだった。浴室のドアのコンディションには季節性の何かが関係するのかという気にもなるが、実際には関係なくて、癇癪起こした長女が叩き破ったのだった。

 そしてその記事から流して他の近い記事も読むと、例によってどれもあまりはっきりとは覚えていない文章ばかりだった(酷い)。内容としては亡父の思い出とか、幸せの形についてとか、なんかアンニュイな話題ばかりだったな。季節性の何かがあるのは私の方ではないのか?

 さて今回壊れたのは戸をレールに乗せるパーツで、パーツリストを検索しても今ひとつはっきりしないが下部ヒンジと言うらしい。戸の開け閉め時ストッパーを乗り越える際の上下動をバネで吸収するのだが、このバネの基部が割れて戸が下がりっ放しになっていた。注射器状のパーツの底が抜けてピストン状のパーツが突き抜けた状態である。

 パーツに材質の表記がないのだが、ナイロンとPOMぽい。要するに接着出来ない。元より接着剤でどうにか出来るとも思っていなかったが。

 リューターで穴を開けて縫う様にステン線を通す。このパーツ自体は固い扉の鋼板に挟まれるので、線が飛び出て外れる事もない。

 残念ながらバネの上下動は再現できなかったが、取り敢えず一定位置より下がらない様には出来た。

 一人で乾杯するには丁度良い位の達成感か。

たまたま机上にリューターとピアノ線とそれを断ち切れるワイヤカッターがあった。いや、半分本当で。

継ぎ接ぎ感、フランケンシュタインの如し(笑)。

小隊司令部発

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