ミャンマー風甘めな油そば 高田馬場 ババ ミャンマー ヌードル2019年08月21日

 ミャンマー料理店賑わう高田馬場で、油そばを出している店があると教えて貰っていたので訪店。その種の油そばは大抵、私の様な珍々亭原理主義者にとっては別物に決まっているのだが、同じ馬場には「力」という例外もあることだし取り敢えず覗いてみないことにはと、ちょっと遅い時間になってしまったが訪店した。

 22時で先客2名。カウンターにはママさん一人。レビューだと油そばは圧倒的に「蒸し鶏あぶらそば」(800円)が推しになっているのだが、プラスαで具の乗っているメニューはなんかクリアできなさそうなので、スタンダードな「あぶらそば」(650円)にした。

 先にスープが到着。とても熱い旨説明されつつも、座った場所が悪いのか空中手渡しは如何なものか。まずカウンターに置いて下されば良いのに。そして猫舌なので手は付けず。

 本体も10分で着丼。これで充分な内容と量だ。蒸し鶏だって適度に乗っている。他にはネギ、青菜、フリカケ状の何か。極太平打ち縮れ麺がまた食いでがありそう。

 するとまず辛いのが得意かを訊かれる。流れ上どちらかというと苦手です程度に答えると(実際は結構苦手)、味は醤油味になっているが三段階に辛さを増す方法がある旨説明がある。卓上のスイートチリソースがマイルド。もうちょっと辛くて良いなら酢漬け唐辛子。フリカケ状になった唐辛子は一番辛いとの事。

 ただこの油そば、そもそも味付けがやけに甘い。旨味や素材がどうとかではなくて甘い。これはちょいと辛味を足すくらいでないと辛い(つらい)気がした。料理が辛くて砂糖を掛けるタイ料理と丁度逆の感じか。

 ちなみにスープ、実はそれ程熱くもなくて飲めたのだが、これも甘い。ニンニクと胡椒の結構利いた鶏スープなのだが、甘い。

 ともあれ、さすがに麺にスイートチリソース以上のものを掛ける勇気は無く、それでも程々のバランスとなりおいしくいただけました。

 ただこちらのお店、残念なことに完全にアルコール類が無い。ミャンマーは9割仏教徒だと思ったが、こちらは回教徒なのか? 店内にはアウン・サン・スーチー女史のポスターが目立つぐらいだが。私は、特に夕食時に酒が無いのはナシなので、残念ながら今後のリピートはない模様。

L.O.1時間前だが看板の照明が落ちてた。


卓上。右から酢漬け唐辛子、フリカケ状唐辛子、スイートチリソース。


あぶらそば 650円


ババ ミャンマー ヌードル東南アジア料理(その他) / 高田馬場駅学習院下駅面影橋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0

小隊司令部発

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