"多摩猫屋敷"初体験2006年05月05日

 人混みが嫌いでキャラクターに興味のない私であるが、このGWにとうとう多摩センターにある"多摩猫屋敷"を初体験することとなった。と言っても家族は何度も行っており送り迎えでは私も近くまで行ったことはあるのだが、今回は家族揃って電車で行った。

 さて多摩センターと言えば重松清である(笑)。ああこれが斜陽して行くかつてのマンモス新興住宅地か。などと無責任な先入観で駅前を眺めると全然そんな感じはなく沢山の人手で賑わっていた。

 その人の流れの先にあるもの…と思っていたら"猫屋敷"の入り口は意外にガラガラ。混雑のためアトラクションの待ち時間が長くなる旨を告知するボードが掲げられていたが本当だろうかと訝しく思いながらすんなり入場。浦安と比べてはいけないらしい。

 しかし実のところ、人気のショーで席を取ったりパレードの場所を確保するのは大変なことだった。特にステージやパレードは狭い館内の特定位置を確保するため30分以上そこにいないとならない。それを知らないとオープンスペースなのにまるっきり何も見られないのだ。それにしても、それらをいちいち手際良く場所確保していく私の妻の段取り良さは一体何なのだろう。

 そんな訳で9時頃の入場から19時頃の出場まで、3つのショーと2つのステージにパレードと乗り物その他諸々。初"猫屋敷"としては上出来な体験だったようである。

 屋内で圧迫感があるのではないかとか、浦安よりちゃちなのではないかという先入観が私にはあったのだがそうでもなかった。浦安のような乗り物主体ではなく、小劇場の集合体のような構成で差別化は図れていたし、スペースの狭さは差ほど気にならなかった。ショーもぬいぐるみはむしろ飾りで、主体はちゃんとしたダンサーと雑伎団風の曲芸で、キャラクターに興味のない大人でも楽しめるようになっており、その辺は浦安と違う様に思った。

 いや、また行きたいわけではないんだけどね。

参考
サンリオピューロランド 公式サイト
お父さんのためのピューロランド講座(略称:おとぴゆ)


誰も外に並んでいませんが。

ぬいぐるみはともかく…

ダンサーは綺麗で踊りも上手い。

ネイルアート。ちっちゃい爪相手にがんばってます。

小隊司令部発

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