明るさの基準 ― 2008年12月05日
自転車用のライトは意外に結構値が張る。一般的な乾電池式の物で3千円位から。デザインや機能がちょっと良いなと思うと5千円はする。デザイン文具の様なKNOG辺りを指して「最近は安価小型で可愛いやつとかあるじゃない」というご意見もあるだろう。しかしあれは照らす物ではなく自らを標すための物で、感覚的に「ライト」とは言い難い。実際暗い所を走る時に全く前を照らせていない。クルマで言うところの「ポジションライト」である。無灯火みたいなものだ。 |
![]() JEDI/RC20共用のキャットアイEL210。実は140cdで「前照灯」ではない。実際暗くて、都内の幹線道路を夜にぶっ飛ばすのには向いてない。買い換える予定。 |
公文書[05.11.4]「専門外」〜東京マルイ
プロライト |
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コメント
_ 儀助 ― 2008年12月05日 02時04分09秒
_ 小隊長 ― 2008年12月05日 02時29分44秒
そうなんです、単位というか基準自体があやふやなのです。
パワー探求型のデバイスでは、lmが基準となるようです。
しかし、実生活の事で言えば、どれくらい照らされているかが重要で、その意味でcdが基準となるのだと思います。
なにより辛いのは…実は自転車用でない製品の方が,明るいということなんですよね。下手するとホームセンターの懐中電灯の方が明るい。そんなことも分かることの出来ない商品情報ってどんなもんだかと。
_ 親子で自転車のブログ:あつし ― 2008年12月05日 16時39分01秒
青山一丁目から六本木経由で浜松町まで行くのには、ほとんど前照灯の必要がないくらい明るいんですが。
_ 小隊長 ― 2008年12月05日 16時56分26秒
_ 青鍛冶@秋葉系 ― 2008年12月06日 20時43分26秒
街灯のまばらな当地でも明るいのは結構なんですが、日中着けてるとメッキ部分の反射が眩しくて黒ビニテ巻き処理を。
手許にある複数のデータシートを確認しました。
フツーの丸いLED、単体では内部反射鏡により中心の明るさが半減する範囲が15°のタイプが多く、たまに60°のタイプもあります。光の強さを優先する用途が多いため、前者がスタンダードであり素子メーカーは『カンデラ』で表示しているようです。で、製品メーカーもそれに倣ってしまうかと。
もちろん、多灯にしたりリフレクタやレンズを組み合わせることで実際の照度は変わってきますから単純にLEDスペックだけじゃ分からない。
雑誌じゃ難しいでしょうが、製品在庫が多い大手ショップでテストして公表して欲しいくらい。直接スタッフに訊いても知っているのは限られてしまうわけで。客観的なデータだからクレームにはならないと思うんですが…。
_ はし3 ― 2008年12月06日 23時55分43秒
最近は別にバッテリーのついた高照度のものがウン万円で出ていますが、欲しくなってしまいます。ただ、十分に明るいものになると、人の迷惑にならないようにしないといけないでしょうね。
ロードでは原チャリ位の明るさが欲しいです。
_ 小隊長 ― 2008年12月07日 10時38分07秒
さすが手許にデータシート!(笑) 家電屋と違って自転車屋でそこまでやってくれる大手は難しいでしょうなぁ。
次期ライト、実は510と520で迷ったんですが、cd値は低いけど照射パターンの広い510の方が街中では良いかと考えたんですがどうでしょう。というかもう頼んじゃったんですが、アマゾンで(だからいつ届くかわからない。でも激安)。
>はし3さん
充電池ライト、スペックだけでもかなり明るいですね。確かに価格が…ですが。
人の迷惑という話とは少し違うと思いますが、自転車のライトは意外に角度に無頓着に付けられていることが多いように思います。固定がずれやすいということもあるのでしょうが。
_ 青鍛冶 ― 2008年12月07日 11時18分06秒
現行のデュアル/トリプルモデルはデザインがちょっとねぇ。
520は約10°のスポットですから、510と比べるとハイビームの感覚ですね。
街灯が整備されていればロービームの510で充分だと思いますが、35km/h以上で走る場合は不安になるかも。
> 角度に無頓着
日本が誇る "ママチャリ文化" ですからシリアスライダー以外は光軸なんて気にしないんでしょう。いやいや、それ以前に無灯火が多過ぎてダメダメ。
ttp://wiredvision.jp/blog/matsuura/200812/200812051600.html
_ Shiro ― 2008年12月10日 00時54分47秒
確かに,cdだと分かりやすくなりますね。
先日,近所のホームセンターに行ったとき,
確かに1500円くらいのアウトドア用ライトの方が
明るいのに驚きました。
2WLEDを使用してありました。
ちなみに,おいらが愛用しているANTAREXは,
1WLEDで6000円です。とほほ~
_ 小隊長 ― 2008年12月10日 15時16分07秒
>青鍛冶さん
何より厭なのは、乾電池・充電池いずれにしても結構な重量増ということです
か。単3×2×2なんてことなら、いっそ通勤使用時のみハブダイナモ付き前輪に
交換して乗るというのも手かなと思いました。 …ま、あまり明るくはなさそう
なんですが。
>35km/h以上で走る場合は
ドキッ。
>Shiroさん
まあ確かにアウトドア用ライトは自転車用ほど長くは照らせない物が多いのでは
ありますが。フラッシュ用のリチウム電池を使う軍用の“目つぶし”ライトなん
かすぐなくなりますからね。
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今と言っても一昨日から、ライト考再びと言う題名でブログ記事を書いている所です、まだ書き終わってませんが(笑)
確かに明るさの基準はあいまいで、メーカーによって違いますよね(ー”ー;)
かりにカンデラ表示がしてあっても、計測するべき一定の距離がバラバラなのか、期待するほど明るくはなかったりと(笑)
CATEYEの製品の中から選ぶには、カンデラ表示は良いかと思いますよ。
http://www.cateye.co.jp/pdf/hlpdf/hl_list.pdf
↑これなんかとても便利でした
だけど、今は高輝度LEDが主力になりつつあって、そのLEDを作るメーカーの一つ(日亜化学)をみると発光ダイオードの明るさの基準はルーメンを使っていますね
>lm(ルーメンス)は光束、発光体から出ている光の量なのでまた違う単位だ。
そうなのですが、色々自分なりに調べて行くと。。。。
1カンデラ中にどれだけの光束を放てるかが明るさの決め手ではと。。。。
なので、カンデラよりルーメンの方が良いのではと、今現在思ってます。
この話、カンデラかと思えばルーメンだったり、また、ルーメンかと思えばまったく逆の意見などもあって調べれば調べるほどドツボにはまってきます(爆)
行く付く所、自転車用ライトでの深夜の江戸川や多摩サイなどを快適に走るのは無理、やはり軍用やアウトドア用の物になりますね
長文失礼しましたm(__)m