商店会の祭り2010年09月06日

 地元の祭りに行った。保護者会の輪番で見回りでも行くのだがそれはつまらない話なので略。

 ここは生まれ育った土地だし、小さい子供が二人いて保護者会なども割に積極的に参加している上に地元で呑みもするので、祭りへ行けば知り合いに出会すことが多い。それが楽しいか煩わしいかは人により違うだろう。

 祭りと言っても由緒正しいものと言うよりどちらかと言うと商店会の催し物に近い。御輿は実は何年も前から隣町からの借り物だそうだ。新宿から急行で20分。新田形式の土地が中心でまだ地主の多い地元である。田舎と言うほどでもないが、ベッドタウンと言うほど歴史の浅い町ではない。勿論それを維持できる地元の力が衰えてしまったのだろうから仕方がない。

 逆に良くなっているのではないかと思えるのは、暫く地元商店のみの出店だったのが、テキ屋を復活させたということか。それも十年スパンの話なのだが。テキ屋を入れると警察の協力が得られなくなり、交通整理などを自力で行わなくてはならなくなるのだそうだ。

 随分前にも一度書いたが、祭りというのはあくまでハレの空間であって、そういう場で顔を合わせるのが見知ったいつもの店の親父では意味がないのである。多少怪しげな、知らぬ顔がいるからこそのハレの場であろう。“店”としてのクオリティはまた別の話だが。(昨夜のドネルケバブは食べる意味不明だった)

 ところで夜の街で困るのが秩序の維持である。賑やかな場所では少々羽目を外す子供がいる。祭りはある種の仮設・夜の街でもある。どこの町の祭りでも、テキ屋の屋台は怪しげな親父やヤンキー然とした若い子が立っている。名の知れた雷親父などいなくなり久しいが、それでも余所から来た知らない危なそうな大人には「ちょっと騒ごうか」位の子供では太刀打ちできない。これは立派なコントロールだろう。

 いや、だから、エロい格好したヤンキー姉ちゃんが見たいって話じゃなくてさ。

小隊司令部発

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