品格ある自分に近づくための補修 ― 2013年10月11日
昔の漫画ではステロタイプな貧乏人の表現として服の継ぎ接ぎというのがよくあった。頻繁に見掛けた気がするのは昔の漫画は貧乏人が出てくる事が多かったのか、あるいは現実にも貧乏人が多かったのか。昭和四十年代生まれの私の周りにそんな人はいなかった様な気がするが。 一方で、服の補修が品格を上げるケースもあるらしい。先日観た映画か何かだったと思うのだが、地味な身なりながら肘充てのあるジャケットを着た人物を、品質の良い物を大切に補修しながら着続ける家柄の良い人物だと言い当てるという場面があった。家柄はともかく、ヨーロッパ等では確かにそういう風潮もあるかもしれない。そして、手入れ良く長持ちさせているのが美徳とされるケースは、革製品に顕著だろう。靴の修理屋は時代が変わってもなくならない。 |
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ただ、物が安くなると、直してまで使い続けなくなるという事はある。その意味では靴とて例外ではない。だからこそ逆に今、安物であれ靴を修理して使い続ける行為によって、少しでも品格ある自分に近づきたいと願うのだ。…あれ、本当にそうかな? むしろ貧乏性…と言うより単にモノ弄りが好きなだけじゃないのか? セメダイン「シューズドクターN」
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駄目な社会人の駄目な靴底 まあ履いてる本人も擦り減ってる訳ですよ 間違って何か踏んじゃったみたいな補修(笑) |
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