MBAのLAN接続障害 前編2014年11月12日

 ある朝突然、会社のネットワークに私のMBAが繋がらなくなった。何かの設定を変えたとか、新しい機器を導入したとかいう明確な切っ掛けはない。出社していつもの様にUSB-Ethernetアダプタを接続したが、ハブのインジケーターが反応せず、MBA側でもケーブル自体を認識しなくなっていた。

 こういう時にまずするべきことは要因の切り分け。何が悪いかがすぐに分からなくても、何が悪くないかを並べていくだけで原因特定に近づく事もある。

 まず大元の線。同じ環境でデスクトップのiMacに繋ぎ直すと異常なし。次にハブ。繋ぐ場所を変えても反応なし。一番疑わしかったアダプターをiMacに挿すと自動認識してラインに繋がった。異常なし。ではそれを挿していたMBA側のUSBジャック部に異常があるのか、適当なメモリをいくつか挿してみるが全て認識する。

 要するに、回線側もハードウェアも問題がない。つまりソフト的な問題である様だった。こういう場合の対応としては、PRAM(パラメータRAM)のクリアとSMC(システム管理コントローラ)のリセットがよく挙げられるが、後者は電源周りのものなので今回は無関係。前者を2回実行した。起動時にCommand+Option+P+Rで起動音2回。駄目だった。

 そうなると後することは1つ。OSのインストールである。使うアプリケーションの都合で10.6.8で止めていた。これ人に見せたらまた「最新にすれば解決します」とトンチンカンな事言われるんじゃないかなぁ。幸いなことにこの代のMBAのOSはUSB供給であるのでスタンドアローン上等である。しかし何にせよ駄目だった。

 ネット上の症例は漁るだけ漁ったが、大抵ここまでに直っている。とうとう私は、またかの地に向かわねばならなくなったのだ。

 銀座。月曜に予約アクセスして金曜午後一にひとコマだけの空きだった。(続く)


うちの社内は有線LAN。DTP用のデスクトップばかりだから当然っちゃ当然なんだが、MBAはご存知無線LAN専用機なのでこれが必要。

障害が出た後のMBAの「ネットワーク」(クリック拡大)。線が感知されていない。

同じアダプターをiMacに繋いだところ。全然問題なく繋がっている。

こいつがなくてオンラインも出来なかったら打つ手ナシだったろうが!

小隊司令部発

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